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スクールロイヤー②

今日は誘惑に負けて、カロリーの高い

ハンバーグを食べてしまいました。




そして、スクールロイヤーの対応事例

は多岐に渡っており、例えば、「部活

で子供がレギュラーになれなかった」

という幼稚なクレームから、「教員が

子供に暴言を吐いた」という内容の

はっきりしない曖昧なクレームや、

子供同士のSNSトラブルで、被害

生徒の保護者が「経過報告や再発防止

の誓約書を学校側に要求してきた」と

いった、お門違いのクレームまで、

その内容は様々です。

しかし、これらの現象を見ていて感じ

るのは、学校側の対応というよりも、

親からのクレーム内容から、親の資質

に問題がある様に感じます。

要するに問題の根本は、「学校の質」

が低下した訳でも、「子供の質」が

低下した訳でもなく、単に「親の質」

が低下したから起こっているのです。

その原因は、核家族化や離婚率の増加

が進む社会で、もともと、自分が手本

とする「親のロールモデル」を持たな

いまま成長した大人が、親になってか

らも、教えてくれる人がいないので、

親になるのに必要な最低限の知識や、

周囲との関係性も知らないままに、

手探り状態で親としての務めを果たそ

うとするので、自分でも気づかないま

ま「親の質」を落としてしまいます。

親になるには、様々な「知識」や

「能力」が求められるのです。

その証拠に、国が国の責任で、子供に

「里親」などを用意する場合、面接や

研修、家庭訪問などの厳しい基準を

設けています。

それは国自体が、親になるには特別な

「知識」や「能力」が必要だと認めて

いるからです。

大昔、子供を産むのが当たり前だった

時代であれば、身近なロールモデルを

見習ったり、周囲からのお節介で自然

と身に付くはずの「知識」や「能力」

ですが、現代社会では、それらを教え

てくれる教師や、学べる施設が存在し

ないので、問題が起こるたびに処置を

追加する対処療法に頼っていましたが

、根本療法として、それらを整えるこ

とが急務だと思います。


ースクールロイヤー 完ー



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