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西岡常一棟梁の本②

シメに出てきたご飯物が、めちゃめや

美味しかったんです。




西岡棟梁は、宮大工になる為に農業の

勉強から始めました。

それは、祖父の「人間も木も草も、

みんな土から育つんや。宮大工はまず

土のことを学んで、土をよく知らんと

いかん。土を知って初めて、そこから

育った木のことが分かるんや。」とい

う強い信念が有ったからだそうです。

更に祖父は、農学校を卒業した西岡棟

梁に宮大工をさせるのかと思いきや、

「三年間学んだ農業を実際にやってみ

い。」と言って農業をやらせたの

です。

そして、最初の米作りに失敗した西岡

棟梁に対して、こう言いました。

「お前は、稲を作りながら、稲と話し

合いをせずに、本とばかり話し合って

いたから失敗したんや。宮大工になっ

ても、木と話し合いが出来なんだら、

本当の大工にはなれへんぞ。」

凄いですね。

以前、和束町でお茶農家を営む岡田さ

んも、父親から同じことを言われたと

言っていました。

「どうやってお茶を育てるかは、お茶

に聞くんや。」

一流の考えることは同じなんですね。

そして何より、祖父からの最後の教え

となった、法隆寺大工の棟梁に代々受

け継がれてきた「口伝」が凄いん

です。

「堂塔の建立には木を買わずに山を

買え。」

一つの山の木で、一つの堂、塔をつく

るべし、吉野の木、木曽の木と、まぜ

て使ってはならない。

木は土質によって性質が異なるから、

同じ環境の木を組まなければなら

ない。

そして、その木組みについても…

「堂塔の木組みは木の癖組み」

木は生える場所によって、それぞれの

癖を持つので、そのクセを見抜き生か

して組め、建物の寸法の都合に合わせ

て組んだりするな。

「木の癖組みは工人等の心組み。

工人等の心組みは、匠長が工人等への

思いやり。」

棟梁は多くの職人と仕事をする。

心を知るには、その人達の生活や苦労

も理解出来ていなければならない。

いやいや、全くその通りだと思い

ます。

本当に勉強になる本です。

変なビジネス書を100冊読むよりも

勉強になりました。


ー西岡常一棟梁の本 完ー



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