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プラド美術館展②

このスープも、本当に不思議な味で

した。

自分を表現するという意味では、料理

も芸術ですね。




ベラスケスは、コンベルソ(改宗ユダ

ヤ人)の家系として、1599年スペ

イン南部の都市セビリアに生まれ、

11歳の頃、セビリアで有名だった

画家、フランシスコ・パチェーコに

弟子入りしたのです。

宮廷画家になる前のベラスケスは、

労働階級の飲食文化を描くボデゴン

(厨房画)を中心に絵画制作を進めて

いましたが、1623年、スペインの

首席大臣オリバーレス伯爵ガスパール

・デ・グスマンの紹介で、国王フェリ

ペ4世の肖像画を描いたことがきっか

けで、フェリペ4世つきの宮廷画家と

なります。

それからは、野心家であるベラスケス

の思惑通り、順調に出世街道をひた

走り、遂には、職人という地位でしか

ない「宮廷画家」から、王の側近とし

ての地位が認められるのです。

しかし、こうやって王や貴族におもね

り続けたベラスケスですが、宮廷に

召抱えられた「道化師」や「愚者」

「小人(矮人)」などの弱者も描いて

います。

彼らの役割は、主人を楽しませたり

引き立たせる為のペットで、ベラスケ

スの描く貴族の肖像画にも度々登場し

て、貴族の容姿を引き立たせたり、

「寛容」や「優しさ」を演出している

のですが、どちらかというと尊大で

冷徹な表情の多い貴族に対して、豊か

な表情を持つ「道化師」や「愚者」

「小人(矮人)」の方が幸せそうに

見えるのは僕だけでしょうか?

今日観た作品の「バリェーカスの少年

」は幸せそうに笑っていました。

絵画の師匠フランシスコ・パチェーコ

の娘を嫁にもらい、卑しい厨房画家か

ら、何とか宮廷に潜り込んで、その

身分を着実に上げ続けたベラスケスに

とって、宮廷の「弱者」であった彼ら

はどう映っていたのでしょう?

身分や仕来りや見栄でがんじがらめの

貴族や、そんな貴族におもねり続ける

自分の生き方と比べて、彼らは、その

身体と同様に不自由に見えたのでしょ

うか?

ここに、「本当の幸せ」とは何かが

隠されているのだと感じました。


ープラド美術館展 完ー



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