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広重の東海道五拾三次②

熱々の飲茶を食べると、冷たいビール

が飲みたくなります。




広重は、この保永堂版「東海道五拾三

次」以外にも様々な「東海道五拾三次

」を発表しています。

僕も、この展示会で実物を目にするま

では、保永堂版「東海道五拾三次」

以外の東海道作品を知りませんで

した。

しかし、今回の「広重展」では様々な

「東海道五拾三次」が展示されていて

、それらの作品を観る内にある事に

気づいたのです。

1834年に発表された保永堂版

「東海道五拾三次」を皮切りに、18

40年の「狂歌入東海道」、1842

年の「行書版東海道」、1847年に

は「隷書版東海道」と「美人画東海道

」、1852年になると「人物東海道

」、更に晩年の1855年には、歌川

三羽烏のうち広重と三代豊国(国貞)

との合作「双筆五拾三次」まで発表し

ています。

それらの作品を時系列で眺めると、

明らかに後半の作品の方が美しいの

です。

37歳の広重よりも、58歳の広重の

方が緻密で繊細な筆を操り、色彩も

豊かで、老獪な技を所々に散りばめて

いて、非常に高い完成度を示してい

ます。

しかし、その名声においては、どの

東海道作品も保永堂版「東海道五拾三

次」を超えていません。

何故でしょう?

これに気づいた僕は、展示会の順路を

逆に辿って、最初に展示されていた

保永堂版「東海道五拾三次」をもう

一度観ました。

すると、明らかに他の東海道作品より

も構図が斬新なのです。

確かに、技術的には58歳の広重に劣

るものの、その物怖じのない大胆な

構図は、まるで観る者を斬りつける様

な鋭さを持っていて、「どうだ!!」

とばかりに挑んで来ました。

37歳の広重が持つパワーと熱量が、

ヒシヒシと伝わって来ます。

人は歳を重ねて、社会的な地位や経験

や技術を身につける反面、情熱や好奇

心を失って、それまでに苦労して得た

物を失うことも恐れ、新しい挑戦が

出来なくなってしまうのでしょう。

その為に広重は生涯、37歳の自分を

超えることが出来なかったのだと思い

ます。


ー広重の東海道五拾三次 完ー



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