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世界一厳しいGDPR②

アメリカの航空会社の機内食は、量も

多いのですが、回数も多い様な気がし

ます。(笑)




そして、違反した場合は、最高で、

全ての売上高に対する4%か、200

0万ユーロ(約25億円)のどちらか

多い方の金額が制裁金として科せられ

ます。

凄い額の罰金ですね。

中小企業なら確実に潰れてしまい

ます。

何故、これほどまでに厳しい個人情報

保護を掲げたのかというと、スマート

フォンのアプリや、SNSの普及によ

って多くの企業は、消費行動の履歴や

顧客の嗜好といった個人情報を入手

出来るようになりました。

しかし、これらの個人情報が流出する

事件が相次いだことから、厳格な情報

管理を求める国民の声が強まったから

です。

また、EUが特に厳しい目を向けてい

るのは、膨大な個人情報を取り扱って

いる巨大IT企業なのです。

グーグル、アップル、フェイスブック

、アマゾンは、その頭文字を取って

「GAFA」と呼ばれ、アメリカ政府

とも深い繋がりを持っているために、

建前では、EU在住者のプライバシー

を保護する為と謳っていますが、本当

は、ヨーロッパ諸国がアメリカへの

情報漏洩を警戒しているのだとも言わ

れています。

まあ、スノーデン事件が与えた影響も

小さくはなかったのでしょう。

しかし、ここまで対象が広くて懲罰が

重いと、遠い国が作ったお伽話では

終わりません。

その証拠に、僕の友人の会社も、実際

にGDPRの対応に追われていますし

、今後、これらの個人情報の過剰な

保護の波は必ずやって来ると思い

ます。

その時になって、慌てない様に、EU

が推し進める一般データ保護規則

(GDPR)の今後に注目しておかな

ければなりません。

政治の世界でも、ビジネスの世界でも

、熾烈な情報戦争は既に始まっている

のです。

今までの世界では、強い者ではなく、

変化する者が生き残ると言われて来ま

したが、これからの世界では、情報量

の多い者だけが生き残るのだと思い

ます。


-世界一厳しいGDPR 完-



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