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成功法則の継続力

具体的に「忠恕」を実践する経営とは

、企業が法令を遵守(コンプライアン

ス)するのはもちろんのこと、倫理的

観点(忠恕)からも事業活動を通じて

、自主的に社会に貢献する責任(CS

R)を果たさなければなりません。

企業は、あらゆるステークホルダー

(利害関係者:お客様、従業員、投資

家、金融機関、協力業者、地域社会、

国)に対して、忠恕 (まごころや

おもいやり)を持って接していかなけ

ればならないのです。

そして、企業がステークホルダーに対

して、どの様に貢献すべきかというと

、洋菓子を販売している会社であれば

、老人ホームにケーキをプレゼントし

たり洋菓子教室を開催したり、食品会

社であれば子供食堂や食育を目的にし

た子供料理教室を開いたりするの

です。

何故なら、不得意な分野で無理な貢献

をして迷惑がられるよりも、自らの

得意分野で貢献すれば与える価値も大

きく、相手の喜びもそれに比例して大

きくなるからです。

そして何より、それらの貢献活動が

訴求効果の高い口コミで、広告の役割

を果たしてくれるのです。



こうして、「跳躍力」を高めて「引力

」を抑制すれば、1回に跳べる高さは

間違いなく上がりますが、それだけで

世間の「信頼(人・物・金・情報)」

を獲得することは出来ません。

事業活動を通じて「信頼」を獲得する

には、続けることが大切です。

いくら高い「品質(跳躍力)」を保持

していても、わずか1回や2回の

「供給量(継続力)」では、商品や

サービスの供給責任が果たされたこと

にはなりません。

事業活動とは、一定以上の品質で、

一定以上の期間、供給しなければ周囲

の信頼を得ることは出来ないのです。

一定以上の品質とは「跳躍力-引力=

信頼」のことで、一定以上の期間とは

「信頼×継続力」のことです。

そして、低い「跳躍」であっても、

「継続」して積み重ねるからこそ、大

きな信頼が生まれるのであって、一回

の跳躍で生み出せる信頼は大した量で

はありません。

では、どうすれば活動を続ける為の

「継続力」を身に付けることが出来る

のでしょう。



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