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麻酔を使わない僕②

僕の1番のご馳走は、家で食べるすき

焼きなのです。




僕は、こうやって子供の頃から麻酔無

しでの縫合を繰り返す内に、慣れなの

か副作用なのか、今でも、痛み止めや

麻酔を使わない変態になってしまいま

した。

病気になっても、解熱剤や痛み止めの

類いは一切使いませんし、麻酔もお断

りする様にしています。

ところが、最近そのクセのお陰で、も

の凄く後悔する事件が発生しました。

僕は、15年ぶりに虫歯を患って歯医

者さんに行ったのですが、電動ドリル

で歯を削る際に麻酔を断ったのです。

僕にとってはいつもの事なので、驚く

歯医者さんや看護婦さんの方がどうか

していると思っていたのですが、歯を

電動ドリルで削られる痛みは、僕が我

慢出来るレベルを遥かに超えていま

した。

何とか、3本の虫歯を全て削り終える

までは耐え抜きましたが、始まる前の

余裕な僕はどこに行ったのかと思える

ほど、診察台の上で海老反りになって

いたのです。

看護婦さんも、フランケンシュタイン

が出来上がる寸前の姿みたいだったと

、腹筋が千切れるほど爆笑していま

した。

しかし、僕にとっては笑い事ではなく

、電動ドリルで歯を削る痛みは、通常

の怪我の痛みと違い、脳に直接響く

不快な痛みだったのです。

それに加えて、あの音が駄目で

しょう。

何ですか、あの黒板を爪でこする様な

不愉快な音は…

これからは、歯の治療だけは麻酔を使

おうと心に誓いました。

皆さんにも、電動ドリルで歯を削る際

は、必ず麻酔を使用することをお勧め

します。


-麻酔を使わない僕 完 -



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一瞬で服が脱げるわらチャンなのです

が、一人で服を着る事は出来ません…



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