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経営者は技術や知識ではない

本日は、ちょっと小粋なイタリアンを

頂きました。

ただ、ハゲたオッサンには全く似合い

ません。(笑)




多くの中小企業では、丁稚奉公的な効

率や根拠を完全に無視した、身勝手で

成果の少ない教育方法を色濃く残して

いますが、そんな時代錯誤も甚だしい

教育方法を採用していたのでは、将来

有望な若い戦力を失ってしまいます。

これは、事業承継においても同じで、

時代に合った正しい教育方法を採用し

て、今の経営者が次の経営者を正しく

成長させることが何よりも大切です。

それには、愛情と厳しさの正しい容量

や用法を遵守しなければなりません。

正しい厳しさとは、苛酷な環境下で有

意義な失敗を数多く経験させることで

あって、決して、恵まれた環境を与え

ながら失敗を許さないことではないの

です。

そして、正しい愛情とは失敗を励まし

ながらも、次の失敗に優しく送り出す

ことであって、失敗を罵りながら次の

失敗を防止することではありません。

次の社長には、失敗に寛容でありなが

らも、厳しい環境だけを与え、大きな

期待を表現しなくてはならないの

です。

何故なら、経営者になるための教育と

は、多くの知識や素晴らしい技術を習

得することではないからです。

例えば、パンを製造する会社を経営し

ており、誰よりも上手にパンが焼けた

としても、素晴らしい経営者になると

は限りませんし、また、誰よりもパン

の製造知識に長けていたとしても、会

社を上手く運営出来るとは限りま

せん。

それは、経営者という役割が知識や技

術だけで補えるモノではないから

です。

経営者の役割とは、「あの高い山に登

る。」という目標を掲げるところから

始まり、その山に登るために必要なメ

ンバーを集め、必要な資金と道具を準

備して、実際にその山をチームで登り

きることなのです。

そして、一緒に登ったメンバーに、見

たこともない素晴らしい景色を見せる

という報酬を与えることも経営者の役

割です。

経営者とは、こうした仕組みを作り上

げる人のことであって、決して登山の

上手な人のことではなのです。



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本日のわらチャン。



おやつを目の前にした、わらチャンの

目はちょっと怖いのです…



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