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生きるということ②

朝食は、いつも喫茶店のモーニングな

ので、たまに和食が食べたくなるの

です。




しかし、その優しさが災いして、会社

で壮絶なイジメに合っていた彼は、実

家近くの雑木林で首を吊っていたの

です。

何日か、独りぼっちで風雨に晒されて

いた彼は、大好きだった母親に発見さ

れました。

事の顛末を聞いた僕は、猛烈な怒りに

打ち震えたのです。

彼をイジメた心ない人達に…

彼を助けられなかった不甲斐ない

自分に…

そして、独りぼっちで逝ってしまった

心優しい彼に…

だから僕は誓ったのです。

彼の分まで散々に生き切って、全てを

やり尽くしてから、天国に行って24

歳の彼を、皺くちゃの拳で思い切り殴

ってやろうと…

一発だけ、色々な気持ちを込めて全力

で殴ってやろうと…

それがすめば、強く抱きしめて謝りた

いのです。

それまでは、優しい彼と同じ天国に行

くために、恥ずかしくない生き方をし

ます。

平和な様に見えて、自殺者が紛争国の

死者を上回っている、毎日が戦争みた

いなこの国で、優しい彼と同様に他人

を優先して…

これが僕の生き方で、これが僕の生き

る目的です。

友人の「死」を見つめながら、自らの

「生」を見出しました。

だから、自分の「夢」ではなく、他人

の「夢」を応援するコンサルタントと

いう仕事を選んだのです。

だから、他人の「夢」を応援した対価

で、「夢」を生み出す「学校」を、

チャンスの少ない発展途上国に建てよ

うと思いました。

だって、最初に「夢」を作り出す手段

を教えてくれるのは「学校」なの

です。

そして、生きるという作業は、この

目的を達成する為に、自分の欠けた

部分を自分自身で埋めようと努力する

、孤独で単調な作業ではなく、自分の

欠けた部分を誰かに埋めてもらおうと

努力する、幸せで賑やかな作業なのだ

と思います。

人生という「生」は、他人と出会い

他人と別れて、他人を触発して他人に

触発されて、他人に協力して他人に

協力されて、自らを成長させながら

目的地に至る長い旅路です。

そして、その果てに待っているのが

「死」といわれる安らかなゴールなの

です。


-生きるということ 完 -



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本日のわらチャン。



トイレに行きたくなったので、お腹の

上からわらチャンをおろそうとすると

、負けじと必死でしがみつくのです。



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