お手間でなければ応援お願いします。


起業・独立 ブログランキングへ

天使だった子供時代②

友人のシェフが作ってくれたランチ

です。

何回食べても美味しいのです。




キツネは、どこかの猟区で撃たれて、

遠く離れた人里まで逃れて来たので

しょう。

しかし、キツネは狩猟対象獣類に指定

はされているものの、猪や鹿と違って

その肉は食べられません。

だから、この辺りでキツネが撃たれる

なんて聞いたことがありませんで

した。

たぶん、心ないハンターがゲーム感覚

で撃ったのでしょう。

そうこうしている内に、僕達の見守る

中で弱り切ったキツネは、ゆっくりと

息を引き取ってしまったのです。

自分達の目の前で、消えてしまった小

さな命に対して、何もしてあげる事の

出来なかった僕達は、両手を合わせな

がら静かに泣きました。

最初は、声を押し殺して泣いていた僕

達も、A君のしゃくり上げる様な泣き

声につられて、いつしか声を上げなが

ら泣き始めたのです。

この頃の僕達は、まだ手垢もついてい

ない純粋な心を持っていたので、目の

前で失われた無垢な命に対して過剰な

反応をしめしたのでしょう。

僕は静かに言いました。

僕「どこかに埋めてあげよう。」

しかし、そんな雪の結晶の様に美しく

脆い空気の中、最初に大声で泣き始め

ていたA君が、しゃくり上げながらこ

う言いました。

A「埋めるの?

  でも、このキツネさんの毛皮を売

  ったら大金が入ってくるで。」

それを聞いた僕は、急速に涙が引いて

行くのを感じました。

僕「えっ!!

  そうなん?

  いくらになるの?」

子供の心が純粋だなんて、誰が言った

のでしょう。

それは多分、大人がこうあって欲しい

と願うただの願望なのだと思います。


-天使だった子供時代 完 -



詳しい内容はメールマガジン、人生の

成功法則「わらしべ長者への道」の登

録をお願いします。

登録はこちらからです。

スマイルシーズのホームページです。



本日のわらチャン。



僕の腹の上で眠りながら、僕が動くと

不満そうに睨むわらチャンなのです…



皆さまの応援で、ランキングが上がり
ました。
本当に感謝しております。
ありがとうございます。

お手間でなければ応援お願いします。



起業・独立 ブログランキングへ


ブログの書籍出版情報が満載

わらしべ社長がFacebook始めました
ここから入れます。

わらびとわらしべ社長のTwitter始めました
わらび&わらしべTwitter:@smileseeds1

次回に続く