【イノベーション】

イノベーション(innovation)とは、
物事の「新結合」「新機軸」「新しい切り口」「新しい捉え方」
「新しい活用法」(を創造する行為)のこと。
一般には新しい技術の発明と誤解されているが、
それだけでなく、新しいアイデアから社会的意義のある新たな
価値を創造し、社会的に大きな変化をもたらす自発的な
人・組織・社会の幅広い変革を意味する。
つまり、それまでのモノ・仕組みなどに対して全く新しい技術や
考え方を取り入れて新たな価値を生み出して社会的に大きな変化
を起こすことを指す。


前回でお話しした私の父親は、工場に勤める工員として一生懸命、

真面目に働いていました。

私自身、それを誇りに思っていますし父親を尊敬しています。

しかし、父親と家族は「100円のサンマ状態」に苦しんでいました。

それは、もともと自分が持っている資本(時間)をそのままに近い

状態で売っていたからなのです。

時間だけを切り売りするはダメです。

時間は誰もが、もともと持っている資本なので安く買い叩かれるのです。

単純作業では個人の強みを発揮しにくいので、価格の安い方に流れます。

しかし、時間という資本は1日24時間しかない1番貴重な資本なのです。

時間は売る物ではなく、買う物なのです。(お金<時間)

これは、中小企業でも同じ事です。

日常品化(コモディティ化)した物を、そのまま販売したり、

提供しているだけでは「100円のサンマ状態」からは決して抜け出せません。

経営で一番難しい「0を1にする方法」ゼロからの創造。

藁しべ→アブを結びつけた藁しべ、に変化させる為に少しのアイデアが必要なのです。

これがイノベーションです。

だから、新商品の開発や、新事業の立ち上げにはイノベーションが
不可欠なのです。

でも、分かってはいるが、時間もお金も無い中小企業では絶対的に
不足している物です。

じゃあ、どうすればイノベーションを身に付けられるのでしょう?

それにはまず、イノベーションを身に付けられない阻害要因を見つけ
出し、それを排除する事が重要になります。

でも、それは本当に難しい事です。

イノベーションが何故身に付かないのか?

それは、固定概念が原因!!(※固定概念は私がよく使う造語です。)