※ 需要と供給のバランス
「国はなぜお金を使うのか?」の答え
↓
日本や日本に住む人たち(国内)を
経済的に豊かにするため…今
日本人(海外住みも含む)を
経済的に豊かにするため…昔
・G“D”P… 国“内”総生産 … 今
・G“N”P… 国“民”総生産 … 昔
-----------------
需要と供給のバランスによって
経済は成長(衰退)する
需要と供給(売り買い)のバランスは
全ての経済の基礎、環境と言える
需要が供給に対して“旺盛な状態”なら
供給は需要に追いつこうとして
大きくなり
結果として経済は成長する
(需要>供給)←イメージ
一方で
需要が供給に対して“不足の状態”なら
供給は在庫となるため
調整されて規模が小さくなっていき
(在庫調整、生産調整、リストラなど)
結果として経済は衰退する
(需要<供給)←イメージ
-----------------
例)行列のできる人気ラーメン店
行列に並んでいるお客さんは
その時点では売上になっていない
(需要>供給)
客がラーメンを食べる=売上だから
店はラーメンを作る
行列のお客さんがラーメンを食べれば
その分だけ売上になる
ところが
お客さんの人数以上のラーメンを
作りすぎると余らせることになり
売上にならないどころか
利益を減らすことにもなりかねない
(需要<供給)
↑
需要と供給のバランスのイメージは
大体こんな感じ…
-----------------
以上から
『経済成長に最も良い環境』は
『需要が供給に対して旺盛な状態』
(需要>供給)←イメージ
※ イメージとあるのは
需要は売買が成立した状態なので
定義上、供給を超えられないため
-----------------
※正しい総供給の定義(最大値)
内閣府のやり口(平均値)
需要と供給のバランスを測る時
供給のボリュームの定義に気をつける
正しく定義しなければ
正しくバランスを測れない
経済成長=経済規模の更新なので
本来、供給(総供給)は最大値が正解
小泉政権下に当時の内閣府は
それまで最大値だった総供給の値を
平均値に変更し、現在に至っている
↑ここ大事!
これでは
正しい需給バランスは分からないので
正しい経済政策が打てないし
実際に打てていない
↑
その結果が「失われた○○年」となった
大至急総供給を最大値に変更すべきで
ここを直さない限り
正しい経済環境を作ることは難しい