今朝の日経新聞〜経済教室〜から
インフレターゲット(物価目標)2%についての記事です。
しかし、事実誤認も甚しくて、もはや…ww
カンタンにツッコんでみる。
↓
①財政拡張していない
→していれば需要不足は解消している
②日本経済低迷の原因は、需要不足により経済環境が整っていないこと
→財政支出が少なく、税負担が大きい
③中央銀行の金利政策は、あくまでも国内の需給を調整するためのものなので、市場の動きは気にするが、執着するものではない。
市場軽視も何も…むしろ、市場が中央銀行の動きに注目すべき。
④高橋是清の時代との比較をすれば一目瞭然のはずなのだが…
⑤統合政府(政府+日銀)の利払い費が急増して何が問題なのか…問題など無い
利払い費は消えてなくならず、銀行や民間に行くし、日銀に行く場合、国庫に返納されるから関係ない。
⑥2%のインフレの合理性も分からないのに記事を書くかね…(呆)
雇用(完全失業率)とクリーピング・インフレ(特別なことをしなくても自然に経済成長すること=ニュートラルな状態)で、いわばスタート地点。
⑦『事実として』日本経済低迷の主因は人口動態ではない。
主因どころか、そもそも全く関係ない。
このインド人は(も)経済の基本を理解していない。
そもそも「低インフレというのは需要が少ない(←不足までではなくとも)状態のこと」なので、「金融緩和策を採らない=金利を下げない=社会に需要を留めようとしない」ということ。
ホントはまだあるけど、もう疲れたので、これくらいにしておこう。