有効需要をつくるのは大いに賛成です…が、、、 | -

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今、国の財政政策で大事なことは緊縮財政ではなく財政出動です。


ただし

「財政出動お金を増やすこと」

ではありません。


「財政出動お金の流れを作ること

     =有効需要を増やすこと」

なのです。


 有効需要とは

 国土強靭化、インフラ整備による需要


だから、ボクが支持するベーシックインカムについて、次のような意見があります。

デフレを脱却するには、ベーシックインカム(給付金)のような「所得を移転するタイプ(所得移転系)」ではなく、有効需要を作り出す方が効果的だ

というものです。


この有効需要を作ることについて、ボクは決して否定していませんというか、やるべきだとさえ思います。


ただし、ボクはベーシックインカム “” やるべきだと考えているのです。


何度も言いますが

30年も満足な経済成長をしていない状況だから

インフレ率さえ問題がなければ、大いに国債を発行して

今までのような「①企業に向けた財政支出(公共事業)」だけではなく

「②個人に向けた財政支出(ベーシックインカム)」を行なうことで貧困問題などの軽減や解決を支援する形を取りつつ

①企業向け②個人向けの両面で経済をまわした方が良いと思っているのです。


①だけだと

貧困を起因とした犯罪や自死といった問題の解決まで時間がかかりすぎて、救済がとても間に合わない気がしてならないのです。


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ちなみに、この有効需要について


すでに量的緩和によりマネタリーベースが増えているので、財政政策で有効需要を作り出せば、健全な(経済成長をともなった)形でインフレ率を上げられます。


ひとまず、これ以上マネタリーベースを増やす必要はありません。