嗚呼まただ 嗚呼まただ

そんなことばかりに魘(うな)される

繰り返される過ちを

誰も気付かず 見過ごしてる

空に太陽がある限り

海に水がある限り

過ちは繰り返される

そして僕は途方に暮れ

夕日が沈むのを見て過ごし

静かな空気の流れに耳を傾ける

明日を占うように目を瞑る

手先は痺れて 心と月が繋がって

背びれを羽にして空を舞う

イルカになりたいと願っても

トンビになりたいと願っても

犬が狼になれないように

ネコがトラになれないように

僕らは僕らの理由がある

だからその手を止めて

始めからやり直そう