

かわかつ氏のブログで直弧文を連想させる文様の刻まれた東博所蔵の巻貝型土製品を知り、気になっていました。もしかしたら?と思いつつ考古学コーナーに行くと・・・・・小さくて地味な器に視線が・・・・ウン・・・・・あったあああああーっ と言う展開でした。
と言うことでガラスにべったり張り付きつつ撮った画像です。
縄文時代の土器と言うことで、いわゆる弧帯文・直弧文が用いられていた時代からはかなり遡る時代の遺物になります。

予想より小さめでしたが、紛うことなき巻貝型土製品です。左のホラ貝型の表面に刻まれた帯が直弧文の意匠を連想させるのですが、現物と画像との比較で印象が異なりました。
平面画像では帯が曲線を描く(つまり弧帯文を連想)ように見えるのですが、現物を実見すると帯はかなり直線的に刻まれており、真っ直ぐな帯が交差する形態に見えまし

た。裏面も観察したかったのですが、それは叶いませんでした。
一方、右の急須状土器の文様は帯と言うより線状で、どちらかと言えば縄文土器の縄文との関連性を強く感じるものでした。
画像で見た印象よりも関連性を深めることはできなかったのですが、早計に判断せずこれからじっくり検討していくつもりです。
いずれにしても、このサプライズと幸運、さらにタイムリーに話題提供いただいた かわかつ様に心より感謝いたします。