桜京古墳は宗像大社に近い、旧玄海町の海沿い丘陵上の前方後円墳です。調査に伴って壁画が発見されましたが、直ぐに密閉保存されており私も実物を見たことはありません。奥壁にせり出した石棚前部両脇に2本の袖石を立てた変型石屋形が珍しい構造です。奥壁と石屋形両袖石に対角線上に連続三角文を線刻し、赤、青、黄の三色で塗り分けた装飾が特徴ですが、褪色が進んで色の判別は容易ではありません。
宗像の君の勢力地域である玄界灘沿岸地域では唯一の、ポツンと一箇所だけ他と離れて存在する孤高の装飾古墳です。パネル展示してあったものを撮影しました。