「ファウストの劫罰」二期会×H・アール・カオス | 明るいワラビネーゼの生活

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自称ご近所に住む漫画家北川玲子/きたがわれいこが、毎日のちょっとした出来事や楽しみごとを書いて見ました。
週末は長年習っている大人のクラシックバレエのことを4コマ漫画にしてアップしています。

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このオペラはすごすぎる


7月16日、東京文化会館で「ファウストの劫罰」二期会×H・アール・カオスを見に行きました!!


アール・カオスは世界的に評価された、女性だけのコンテンポラリーダンス集団です


ここ数年、何回か舞台を見ています


そのカオスと、日本を代表するオペラの団体、二期会のコラボレーションです


わたしはオペラ鑑賞は初心者なので、歌手の技量については語れませんが、


このオペラのダークな物語世界が、これまたダークな、カオスの世界にぴったりあってすばらしい!!


一幕目の十字架のシーンでもうドギモ


空中を浮遊するようなダンスシーンは、みごとに音楽の世界の精神性を表現しています


さすがカオス


オペラのほうも、ファウスト役もメフィストフェレス役の方もキャラクター性があって、物語の世界にひきこまれます


次から次へと、あっという斬新な演出でまったくあきさせません


オペラ初心者のわたしは、見に行く時はあらかじめ、筋と聞かせどころは予習していくんですが、この舞台に関してはその必要なし、でしたね


ダンサーや、歌手のテクニックはいうまでもないのですが、

演出・振付け家である大島早紀子さん
のイマジネーションの凄さを、つくづく感じさせられた舞台でした