どうも、蕨です。

出張終わってまた出張。鹿児島という田舎を飛び出し東海圏へ。

(岐阜県も田舎…?いやいやまさかそんなこと(ry)

今回いつもの様な地図はありません。駅ネタデスカラネ。

 

揖斐駅は初代・養老鉄道の終点駅として1919年に開業しました。

様々な会社への路線譲渡を経て、現在は現・養老鉄道養老線の終点駅になっています。

(※現・養老鉄道は初代・養老鉄道とは別企業)

 

かわいらしい木造駅舎が象徴的。この終点駅の見た目で分かる通り養老線の大垣-揖斐駅間は典型的ローカル線になっています。

ま、残りの桑名-大垣駅間もローカル線ナンデスケド…。

 

駅前ロータリー。

おかえり!の看板が目を引きます。

 

駅前にあった観光案内看板に注目。

揖斐駅もとい養老線が近鉄管轄の路線であった頃の名残があります。

ちなみに現・養老鉄道は近鉄が子会社として設立&養老線を委譲した会社。つい最近まで近鉄が鉄道設備の貸付・管理もしていました。

 

ロータリーの入り口付近から見た駅舎前。

趣ある駅舎が良く似合う風景。

 

駅の前には線路と並走する形で国道417号が通っています。

写真は国道脇に立っていた謎の標柱。道標か何かでしょう(適当)

 

再び駅舎の前に戻り駅付近の探索へ。

こちらはトイレ。上についているロゴは揖斐川町のもの。

 

トイレの裏あたりから線路を見ると、暫く使われていなさそうな側線が草wwwwwwwwと一体化しています。

これらはかつて揖斐駅が貨物駅として栄えた名残り。養老鉄道の貨物扱いは20世紀後半に廃止されました。

ただレールが比較的綺麗なので貨物輸送廃止後も留置などで使用されたのかもしれません。今は草wwwww塗れですけど。

 

中には前後に枕木もレールもなく、水路交差部の橋桁だけが残っているものもありました。

 

側線はほぼ全滅していました。草wwwwww(n回目)

本線の奥に架かっている橋も恐らく元は側線のもの。

 

本線と駐車場との間が側線および側線跡。

 

現在側線跡は駅舎横の駐車場にぶつかって消失していますが、以前は写真の一帯まで伸びていました。

斜めに切り込む形で1~数本の側線があったようです。残念ながら駐車場内でそれらしい痕跡は見つけられず。

 

側線跡地の駐車場全景。

ここらで一度駅舎まで引き返し、今度は終点(北側)を探索します。

 

駅舎のすぐ終点側にある古めかしい小さな木造建屋。

どうやら倉庫のようです。

 

そのすぐ先で線路は謎の機器に辿り着き終わりを迎えます。

鉄道自体には詳しくないのでこれが何なのかよく見ても分かりません。なんでしょ。

 

終点から先は駐車場になっています。

この風景にピンと来た方、才能があります(知らんけd)

そう、揖斐駅の終点側には粕川の堤防までの区間の極々短い線路跡があります。

 

駐車場が線路跡。その先の道路には踏切があった模様。

この区間の線路が当時何に使われていたかは今となってははっきりしません。

留置線か貨物線だとは思います。もしくは場所が余って適当に伸ばせるだけ伸ばしたのか。

 

ちなみに揖斐の市街地はここよりもだいぶ北の方の揖斐川を越えた先にあり、かつては名鉄揖斐線が市街地まで伸びていました。しかし揖斐線廃止後はこの揖斐駅が揖斐市街地の最寄駅になっています。

 

細い道路の先で線路跡柵に阻まれ一気に草wwwwwになります。

迂回。

 

迂回して草wwwww区間の反対側へ。

反対側と同じ柵があります。言われてみれば鉄道事業者っぽい柵です。

 

線路跡。

歴代の航空写真で見ると、この区間は普通のレールが敷かれていた時期と、何やら仮の高架や盛り土のようなものが設置されていた時期があるようです。

後者に関しては粕川の堤防工事か何かの土砂をトロッコなんかの軌道で駅まで運び、そこから鉄道輸送していたのかもしれません。妄想ですが。

1980年代には既に廃止され、レールが撤去されていた様子。

 

線路跡の堤防側。

擁壁みたいな石垣があります。

 

線路跡の真正面。

鉄道にしては明らかに急すぎる坂が造られており、線路はこの直前あたりで終わっていたようです。

 

堤防上から見た線路跡。

線路跡ってなんであんなに分かりやすいんでしょうネ。たまに完全に宅地化してるケースもありますケド。。。

 

踵を返し駅舎に戻ります。

これは終点付近の駐車場から撮った揖斐駅ホーム。

 

ロータリー内バス停にて。

椅子の上に揖斐高校の家庭クラブ製のモノがあります。

こういうのが見れると地元だなぁとほっこりします。

 

ほっこりしたところで駅舎へ。

どことなく近鉄感溢れる路線図。

 

駅舎横に残る改札口。

 

駅舎を出たホーム上から見た風景。

 

側線跡を感じさせる本線脇の謎のスペース。

 

大垣方面の側線。草wwwwww

 

駅名標。

IBI。後から読んでもIBI。

どことなく読み辛い感じが頴娃駅の親戚に見えてきます。

 

草wwwwwの側線と本線。

 

側線の終点付近。

 

この後養老鉄道に乗ってまた出発地に帰りました。

今回は若干長くなりましたが、ここまでとします。