今日は友の姉、しまについて紹介します
ウサギのような短い尻尾
尻尾の先は骨が少しだけ曲がっています
姉弟でも書いた通り私が中学2年生の時に出会いました
元々駅裏に猫がたくさんいる家があるのを知っていたので10月12日にその家へと行きました
なぜ猫なのかというと、実は同じアパートに住んでいた小学生が捨て猫を拾ってきたのです
アパートは動物OKのところなので物置小屋で飼っていました
当時の私はいつか動物を飼いたいと思っていたので、捨て猫を拾ってきたその子に嫉妬していました
そこからの行動は早く、すぐに猫がたくさんいる家に行きました
そこで出会ったのが当時生後3ヶ月のしまでした
そこの家では猫風邪が流行っていました
猫風邪にまだ掛かっていなかったのがしまとその兄弟の二匹でした
もし猫を飼うなら雄か雌どっちが良い
とさりげなく聞いてみたら母は雄が良いと言っていたので雄を希望しました
それで紹介されたのがしまでした
しまは雌だろとお思いの方、実はこの時私たちはしまを雄だと思っていたのです
今まで動物を飼ったことがなかった私は当然雄雌の見分け方なんて分からず
そして飼い主様も数が多すぎてそこまで見ていなかったのでしょう
そんなこんなで雄だと思い込んだまましまを受け取り段ボール箱を自転車の後ろにくくりつけて家に帰りました
(当時の写真は3DSの中にあります)
しまを私の部屋に離すと早速探険をしていました
母が仕事から帰ってくるとすぐに2階に呼びました
母はしまの姿にビックリして固まっていました
それもそのはず、母に許可を取らず無断で連れてきたのですから
返しに行けない状態のなか母は『1週間お試しで飼っても良い、ただしダメだった場合は返してきなさい』と条件付きで許可を貰いました
無事に何事もなく一週間を乗り越え、はれてしまは正式な家族になりました
最初は猫を嫌っていた母ですがだんだんとしまの虜になっていき、今ではしまを甘やかしています
そして猫のグッズを見る度にかわいいと言っています
しかし、ここからが大変でした
なんとしまは猫風邪に掛かってしまったのです
最初はくしゃみから始まり、鼻水、次に食欲がなくなり、水も飲まなくなりました
さすがにおかしいと思い、夜の7時だったので8時までやっている病院へ電話をしました
しかし、病院から冷たくあしらわれて断られてしまったのです
次の日に最初のワクチンを打った病院に行って熱冷ましの注射をして貰いましたが病名は分かりませんでした
注射をして貰いましたが、良くなるどころかどんどん悪化していきました
その日は土曜日で、母も仕事でした
日曜日もやってる診療所に行きそこで初めて肺炎を起こしていると診断されました
その時熱が41℃もありました
もう少し治療が遅かったら死んでいたかもしれません
熱冷ましの薬と抗生物質を貰い、次の日にいつもの病院へ行きました
薬の説明をすると病院から、『その薬は飲ませないでください』と言われ注射をして帰ってきました
そこの病院では何も診断されずただ注射をされるだけだったので、今は違う病院に通っています
診療所の先生しまの命を救ってくださりありがとうございます
余談ですが、病院を変えて去勢手術をしようとなったときにしまが女の子だと判明しました
病院の中で大爆笑でした
しまの名前の由来は、もとの家でしまと呼ばれていたのでそのまましまになりました
しまはまだ友に対して警戒心を持っています
友のことを弟だと認めてくれる日が来ますように