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わにわに日記「石をひろってやりたかったこと」
らもりーるInstagramより転載
↓ ↓ ↓
3歳前後のお友だちのつもりの世界がどんどん広がっている最近です。
お友だちとイメージを共有して遊ぶ姿もでできていますよ^^
真似っこ遊びから見立て遊び、つもり遊び、ごっこ遊びへとつながっていきます。
子どもたちの成長にとても大切な遊びになります。
何で大切なの?
スタッフのわにわに日記と共にご紹介していければと思います♪
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160410/00/ego-coro/3f/c5/p/o0050002513616172913.png?caw=800)
「石をひろってやりたかったこと」
おさんぽの帰り道に
石をひろった。
「これ、もってかえってもいい?」
『うん、いいよ』
ってこたえたら、うれしそうに笑って
大事そうに
石を握りしめた手をぎゅ~って抱きしめて「だっこ」してあげていた。
そして、次は「おんぶ」
「だっこ」と「おんぶ」をくりかえした。
自分がやっもらってうれしかったことを「石」さんにしてあげたい!
だっことおんぶをする彼女は
うれしそうだった。
ちいさな手に握りしめられた石たち。
その石たちは次の瞬間、お店屋さんごっこの「売り物」になりました。
スタッフ くらちゃん
一つの石が、どんどん色んなものに変身していく。
今、自分の目の前にあるものは石だけど
目の前にある世界だけでなく「体験」したことを頭の中にイメージして石をツールとして表現している。
石は赤ちゃんだったのか、
自分だったのか、
それとも違うものに「みたて」られていたのか
お母さんの「つもり」になって抱きしめ、おんぶしていたのか
感じている子どもの世界を全て見ることはできないけれど
石を抱きしめ、おんぶしている彼女は
自分がしてもらった時の喜びを何度も何度も噛み締めると同時に
その喜びが溢れ出て、優しさを循環しているように感じた。
わにわに日記を読んでいて、私の心もあったかさに包まれたのでした。
子どもの世界を覗きながらお散歩すると
ひとつひとつの場面がキラキラと輝きはじめます。
そのキラキラ輝いた遊びの瞬間が
子どもたちの心と身体を育んでいるのです。
発達の視点からも覗いてみましょう^^
抱っことおんぶの体験を記憶して
今の現実にはない物事を
石に置き換えて表現しているその力が
「象徴機能」
この「象徴機能」が成立して
実物を離れて頭の中に思い描くことができることは
筋道を立てる・分類する・関係を操作する
認知の力の基礎となるのです。
ことばは目に見えないもの
ことばは、心の中の象徴なのです。
〜ことばの発達講座①
象徴機能とCommunication より引用〜
⭐︎追伸⭐︎
子どもの心の中に
豊かな経験は詰まっていますか?
一人一人の心の中を大切に育んだ先に
お友だちとのイメージを共有して遊ぶ姿が現れてきますよ^^
お友だちと仲良く遊ぶことに焦らないでね。
らもりーる代表 えりこちゃん
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