相続税って何?
なんで相続しただけなのに
税金をおさめないといけないの?
今回は、ざっくりわかる相続税
について取り上げたいと思います。
相続とは
亡くなった人の財産
現預金、株式、債権、自宅、
土地、不動産、借入金、車
などを
もらうことです。
相続税とは
もらった財産のうち
一定の金額を超えた場合のみ
国に納める税金が発生します。
一定の金額とは
3,000万円+600万円×法定相続人の数
で計算します。
例えば・・・
例で考えてみましょう
ある一家の夫が亡くなりました。
残された奥さんと子供2人が
相続人として財産を引き継ぐ場合
相続額がいくら超えると
相続税は発生するのでしょうか?
3,000万円+600万円×3人=4,800万円
遺産が、4,800万円超えなければ
相続税を払う必要はありません。
参考:国税庁ホームページ
https://www.nta.go.jp/publication/pamph/koho/kurashi/html/05_4.htm
対策
もし超えたり、超えそうだったら
どうするか?
まずは、2つの制度を
活用してみましょう。
●相続税の配偶者控除
配偶者は1億6,000万円までは
非課税とする特例がありますので
申請することで利用ができます。
●小規模宅地等の特例
自宅は80%減額の特例制度を
受ることで、相続税の課税金額を
おさえることができます。
要件がありますので、詳細は
国税庁のホームページで
確認してみてください。
参考:国税庁ホームページ
https://www.nta.go.jp/taxes/tetsuzuki/shinsei/annai/sozoku-zoyo/annai/h27.htm
最後に一言
相続税のかかる世帯は8%、
つまり100人に8人くらいの割合
といわれております。
中でも土地や家屋が占める割合
が高いといわれています。
今から、住居の価値をだいたい
いくらになるのか
おさえておきたいですね。