Study Hard -538ページ目

またトラックバック

 長々とした文章を書く人には怒った方がいいですよ、まったく。(自戒)

 機関銃についての記述で最も印象に残っているのは、猪口邦子先生の「戦争と平和」なる本のとある一節です。何でも「機関銃を前進させながら前方に弾幕を張る移動弾幕射撃」とかいうのが実在するらしい。軍ヲタの私もまったく知りませんでした。
 私の頭の中には、でっかい車輪のついた重機を凄い勢いで押しながら突進する兵士と給弾ベルトを支えつつそれに追随する兵士、そして焼付きもせず乱射を続けるその重機が敵陣地線へ展開する弾幕がありありと浮かびます。
 あと、騎兵はガッされただけなんです。信じて下さい。

 ところでナッシュ先生は敵の塹壕に向けて掘られまくっていたあの微妙な先進壕のことは無視されたんでしょうか。別に戦局に大きな影響を与えては居ないから良いんですけど。でも、地下を掘りまくって100万ポンドの爆薬詰め込んで尾根ごとドイツ軍陣地を吹っ飛ばして、そしてわずか2マイルだけ前進した偉業も忘れないで欲しいものです。

 ちなみにテイラーの本によると、「男性事務員は永久に姿を消した」だそうです。タイピストなんかの話ですが、うむむ…

 >いまどきデモやってるほうだって普段の生活があるからねw
 だから革命ごっこ(by日本赤軍)と言われるんだ、そうですよね武井先生。

 ところで電車がオーバーランしたと聞くと、機械化移動フェイズに機械化歩兵(鉄道警備隊=軍隊)を伴った装甲列車が敵戦線中央を蹂躙突破したような気分になるのは私だけでしょうか。

 あ、そうそう。古代中国ではこんなお話が。話と言うほどのものでもないけど。
 賢君として知られた王が死んだときに、次代の王に仕えるように言い残しておかなかったばかりに二人の有能な家臣を殉死させてしまった。それでまあいくら賢君と言えどもこれは落ち度と言わざるを得ないという批評付きなお話。詳しい部分は省略。優秀ならば殉死させるのは勿体ないという空気だったようだ。
 ところで乃木大将が殉死したとき、当時の人々は「当然である」という感想を抱いたらしい。これがどういう意味なのか、それは知りません。

人生初トラックバック

 Y氏のブログにコメントした続きです。長くなったのでこっちに。
 ちなみに該当コメント。

えー、権力の座から引きずり降ろされました。
ところで従来の発煙弾は黄リン(つまり伝説の白リン)を使っていたのですが、最近では赤外波長に対する遮蔽能力を要求されるため、赤リンを利用したものを開発中なんだそうです(技研の人談)。
次世代の超兵器は赤リンで決まりですね。

ところで旅順についてですが、旅順要塞の機関銃は全部内側に向いていたらしいですよ。だから突撃した兵士は要塞に取り付くところまでは容易だったのですが、そこから先に進もうとしたら死屍累々な感じだったようで。

あ、長くなったので人生初の「トラックバック」とやらをつけてみたいと思います。
それにしてもブーメランコメントとコメントの差が分かりません。

 えー、それでですね。本題ではないですが、まず気になった事(本拠地なのでダラダラ書きなぐりますよ)。

 あの質問(日露戦争に観戦武官を送り込んでいたにも関わらず、なぜ第一次大戦でも機関銃に向かって突撃するという戦術がとられたのですか?旅順攻略戦の一件で、機関銃の威力と効果は十分理解できそうなものですが……。)は少々不適切な質問ですよね。
 この質問者は明らかに機関銃の有効性を認識した上で、その極めて有効である所の機関銃が据え付けられている陣地線に向かって突撃するなんて信じ難いと言っているのでしょうが、揚げ足をとれば「機関銃に向かって突撃する」奴なんていねーよ、と。ボルトアクションライフルに向かって突撃する奴がいないのと同じ理屈です。
 まあしかし「○○に向かって突撃する」とは言わなくもない。但し、それはあくまでも○○が攻撃等の目標であると認識しているからであって、すると機関銃に向かって突撃したとするならば機関銃が攻撃目標になった、つまり機関銃の有効性を大いに認識していたということになり云々。結局、質問文の前文は機関銃の有効性を理解している前提に立って書かれている訳です。
 ところが質問文の後半では、どうも当時の将校などが「機関銃の威力と効果を十分理解でき」ていなかったのだろうと思っているようであり、そうすると自分で前半部分に対する答え(と言うか矛盾語法と言うか)「機関銃の有効性を認識していなかった」を出していることになるのですが…。
 いやいや、しかし好意的に取ればこの質問は「旅順攻略戦の戦例で証明されたはずの機関銃の有効性をどうして一次大戦の時点でも理解していなかったのですか」と読めますね。それでコメント欄に書いた事に戻るのですが、旅順要塞の機関銃は前向きにはついていませんでした。はい、拍手。
 ついでに付け加えると要塞には大量の大砲もついてますよね。そっちは無視ですか、そうですか。「旅順要塞の戦訓に従って(ではないけど)大量の砲撃を行った」一次大戦の賢明な将軍たちを誉めてやって下さいよ。大体、激しい砲撃で機関銃なんか吹っ飛んじゃいそうだって思いません?思いませんか、そうですか。

 えー、以上お目にかけましたのが、軍ヲタに顕著な不愉快極まりない初心者イビリであります。こんな連中ばかりなのでこの業界はダメなんですね。誰だって最初は初心者なんですよ。もっと優しくなれないんですかね、こいつらは。あ、本題忘れちゃった。まあいいや。

 そして次に機関銃大好きっ漢(こ)たちのアイドルを紹介しましょう。
 彼の名前はロイド・ジョージ。以下A.J.P.テイラーの「目で見る戦史ー第一次世界大戦」91-92ppより抜粋。

『たとえば、ロイド・ジョージは、どれほどの機関銃が必要かを質問した。ヘイグ将軍は、「機関銃は非常に過大評価された兵器であって、一大隊に二台あれば十分すぎるほどだ」と答えた。キッチナーは、一大隊に四台あれば役に立つ、「四台以上はぜいたくと見てよかろう」と考えていた。ロイド・ジョージは部下につぎのように言った。「キッチナーが示した最大値をとり、それを二乗し、その結果に二を掛けたまえ。その答えが出たら、幸運を祈ってもう一度それを二倍したまえ」。この算術の離れ業のおかげで、一大隊当たりの機関銃は六四台となった。終戦前に、あらゆるイギリスの大隊は、四三台の機関銃を持ったし、もっと多くの機関銃を要求した』

 そしてさらに彼は陸軍省が認めようとしなかった臼砲を生産すべく、インドのマハラジャに自腹で臼砲の生産資本を調達させた。さらに労働組合を説得し、労働組合は階級闘争の道具であることをやめた。
 もう一回。

 労働組合は階級闘争の道具であることをやめた。

 共産主義者にとっては信じ難い訃報である。ロイド・ジョージはやはり階級の敵として弾劾されねばならぬ。日本人民には理解されていないことであるが、労働組合は本来的には階級闘争の道具なのである。賃上げ労組はその米帝的堕落である(労働組合が賃上げを要求する組織になったのは米国が初めて、確か鉄鋼だったと思う)。

 さて、話はどんどん逸れて行く。同じ本の92-93ppより。
『ロイド・ジョージが軍需相になって間もなく、戦闘的な婦人参政権論者たちは、その指導者クリスタベル・パンクハーストのもとで決然とデモンストレーションを起こした。かの女たちは「われわれは働く権利を要求する」というスローガンで、ホワイト・ホールへ向けて行進した。(中略)婦人たちははじめて大きな規模で自から生活費をかせぐことになった。かの女らはパブに出入し、飲み代を払った。工場や事務所の少女たちは、もっと感じのいい服をほしがり、スカートは短くなったし、もはやきついコルセットでしばられなくなった。多くの女性が髪をカットした。婦人たちは電車の車掌の役をひき受けた。少し後になると、軍隊は、カーキ色の制服を着た婦人補助軍をつくり始めた。婦人警官もいた』

 私の混乱した女性観はきっとこの辺りから形成されたのではないでしょうか。この愛読書を読み出したのは中学生の終わり頃からだったと記憶しています。人格形成に重要な時期にこのようなイメージを持ってしまったことが尾を引いているように思います。
 私の中ではかつて、そして今でも、おそらくはこれからも、少女たちは決然とデモを起こし、首相官邸へ向かって行進し、自ら生活費を稼ぎ、自腹で酒をあおり、おしゃれをしたがり、短いスカートを履き、コルセットもせず、髪は短く、そしてカーキ色の制服を着ているのです。
 ただ残念なことに、未だにそのような女子に会ったことがありません。私が腑抜けたデモ隊に対し、首相官邸への、そして米軍基地への突撃を呼びかけても誰一人応じようとはしなかったのです。かつて女子であったであろう老婆には「あんたがやりなさいよ」と躱される始末。

 ああ、何を書いているのかまた分からなくなりました。
 結論は「全共闘世代は良かったなあ」にしときましょう。そして好みのタイプは「党がそんなことするわけないわ」と可愛い声で言う人、と。

 こんなトラックバックで良かったのでしょうか、Yさん?

K君へ伝言

 今日ゲームサークル大都会にウォーゲーム見せてもらいに行ったら「Kヶ原君連れてきて下さいよ」って言われたけど、知り合い?
 留年する気満々だって言っといた。
 ちなみにクレムリンがあった。

 知る必要も無い情報だろうけど、集合と位相の中間試験は不可の救済にしか使われないってさ。複素解析の中間試験は30点分相当になる予定らしい、状況にもよるらしいが。Homotopyの前までが範囲。