Study Hard -155ページ目

なんかワクワクするなあ

 自分の書いた文章が改変されて行く興奮は他では変え難い。それだけ。

 駒祭のゲーム会はどうすんのかね、一応土日またいでということで。

百戦して百勝するは

 善の善なる者に非ざるなりとすれば、wikipediaに手を出すのは尚更愚行。
 脚注でフォローしたりして元の記述を精一杯に生かしながら改変したつもりが、ほとんど全部塗り替えることになってしまった。しかも元の記述が間違いだと言わんばかりの内容。

 分かり易いけど嘘スレスレと、分かり辛いけど概ね正しい、どっちが良いのかさっぱり分からん。軍ヲタの皆さんの御高説を賜りたく候。

 http://ja.wikipedia.org/wiki/CEP

wikipediaのソースは何処に在りや

 全世界は知らんと欲す。

 wikipediaの項目すべてに専門家の手が入ってないのは致し方の無いことだし、文句もない。でもたまには直したい誘惑に駆られることもある。今日もそんな記事の1つを見た。
 かの有名な巡航ミサイルのトマホークに関する記事を読んでいると、注釈の中にCEPの説明のような部分があったのだが、これがてんでデタラメ。あまりにもデタラメなので直したかったが、「wikipediaはself-correcting」みたいな話が好きでないということもあって、自分の手を汚さないようρに編集を要求した。するとρは直すどころかばっさりと削除し、私は何年かぶりで清々しい気持ちに満たされた。

 日本語版のCEPの説明自体が大概なので、一応ここに「火器弾薬技術ハンドブック」の289-290ppを見れば詳しく分かるよと書いておく。
 あと無責任にも、良くある誤解を書くだけ書いておいて詳細な説明はしない。口惜しかったら調べればいいよ。

 誤解1:CEPは弾道弾や誘導弾に特有の概念
 射弾の誤差が円形正規分布に従うなら適用可能。

 誤解2:半数が命中するから「半数必中界」
 CEPは50%確率円の半径のこと。半分ちょうど当たる確率は別の話。

 誤解かもしれない1:CEPは円形のみ
 榴弾砲など円形でない正規分布に従う場合は楕円形になる。用語法の問題が大きいが、純然たるCでなくても定義からCEP。

 誤解3:CEPは統計値
 CEPは各種公算誤差から導かれる理論値。但し元になる公算誤差は統計値から推定されているので、統計的でないわけではない。

 おまけ1:基本的にCEPは解析的に求まらない
 数値積分で頑張るのだが、実は表が用意されているので安心。

 おまけ2:CEP=命中精度とは言えない
 CEPは散布の測度であって、それが直ちに命中確率を意味するわけではない。またあまりCEPが小さ過ぎると、射弾の種類や運用法に依っては、地域目標や小型超高速目標に対する有効性が減る可能性もある。

 おまけ3:CEPと弾道弾のかんけい
 弾道弾の多くは核弾頭であり、そういう素敵兵器の戦力評価の主要項はCEPや弾頭威力の関数になる。要するに弾道弾(特に核)とCEPは相性がいいってこと。