決意表明 | Study Hard

決意表明

 小学生の頃、まだ私が尖っていた頃を思い出す。

 我が家は極度にストレスの強い家庭環境である。それは人間関係でなく、神の恩寵に耐えねばならないからだ。しかし、環境こそが人を育ててくれるのであり、あの酷く「不自由」だった頃の方が私は真に自由であった。
 小学生の頃、私は人間の人間偏重に酷く憤っていたものだった。日本の「私小説的風土」にも依るのかもしれないが、人間という極僅かな要素ばかりテーマに持ち出す人間存在に対して敵意さえ抱いていたと言って良い。一方で、あの頃の私はまだ人間の知性に対して期待していた。
 中学生の頃になると人間存在への興味を恢復したが、早きに失した感はある。それは私を疲労させた。

 今一度、私はあのナイーブな感覚を取り戻し、人文科学主義者=ヒューマニストの手から社会科学の領域を救い出さねばならない。そのためには、人間を人間らしく装わせている「衣装」を超越し、包含しなくてはならない。
 もし奇跡的にそれを達成する途上にあることが出来たならば、現在のヒューマニズム溢れる言説はcompleteになり、かつその「スカスカ」な言説は存在感を一切失うだろう。

 以上から導かれるのは、休学への意志が高まったということに他ならない。