メモとか | Study Hard

メモとか

 中原麻衣⊃榊原ゆい

【役に立つかどうかを判断する上で役に立たない考察】
 「役に立つ」という指標は、何も求めていない人にだけ役に立つ。と考えてみたが、あながち嘘でもない気がする。

 役に立つという日常用語の意味は一種の「棚ぼた」である。と考えてみて、宗教における現世利益という概念と比較してみる。次に、役に立たない現世利益はあるかという命題について考えてみる。さらに日常用語と宗教用語の差異ないし共通部分について考察する。最後に、役に立つという概念に含まれ、かつ棚ぼた的でないものについて思いを馳せる。

 数学が役に立たないという言説を含み、かつ意味のある文章を考えてみる。
「数学が数学の役に立たないという言説は数学の役に立たない。」

 結局のところ、役に立たないという表現の問題の大半はその主語が明らかでないこと、つまり自然言語の問題に過ぎない、のではないか。
 過ぎないと言ったが、この例はともかく一般には由々しき問題である。中途半端に頭が良いと自然言語の欠陥に振り回されて一生を終えるからだ。ちなみに頭が悪ければ振り回され(るべきものが)ない。

 役に立つという表現を洗練すると何になるのか。これさえ上手く言えれば「迷妄なる学徒」の1人くらいは救えそうな気がするのだが。もちろん民青は救えない。