Ideal→Kernel | Study Hard

Ideal→Kernel

 ふと「革新的保守」という単語が思いついて、自分が疲れていることを悟った。

 日本には革新や保守という(本来の意味での)分類が馴染まないのではないかと思う。つまり集合(族)の性質をよく考えずに位相を入れたらあらぬものが同一視される奇妙な位相空間が誕生しましたというお話である。
 革新と保守、左翼と右翼、進歩と守旧。どのような立場/表現を使うかは勝手だが、これらが異なる概念だと考えていたことが間違いだったとは認めざるを得ない。これらが同一視される空間を構成することは出来るが、そのような空間が構成されたということは分類に失敗したということに他ならない、というのが今の立場だ。
 つまり極右で極左というのは別に間違えた表現ではなく、ただ日本はそういう場所なのだということである。

 ところで駒場を舞台にしてちょっと考えてみよう。

・駒場寮を維持すべきだという考えは一見して保守的だが、どうか。
 別に保守的でない要素も見当たらないよな。

・「駒寮勢力(※)」は自身のことを「革新」的だと考えていたようだが、本当は保守ではなかったのか。
 左派、左翼を自称するのは流行ってたが、単に流行ってただけだと思う。日本では「活動=闘争=左翼」というイメージが強いが、別に保守が「活動」したって構わないし、学生運動に限ってもそれが保守的であるか革新的であるかは本質的には限定されない。

※駒場寮には様々な勢力がいたが、それらのことではなく、単に駒寮解体反対活動を中核にした活動/勢力のこと

(続くかもしれない)