熊の国くまもと | Study Hard

熊の国くまもと

『きっと彩と弾でできている』

 春まだ遠い 南の町では
 馬を燃やして 暖をとる
 暖炉で弾ける 馬の音が
 近づく 軍の 足音なんだと
 つくともなしの デマばかり
 キスしてしまおう 広いこうね
 熊本平野の 宇宙側
 白昼夢(ゆめ)を見ている まどろみもせず
 ウソもホントも 思うがままさ
 なのにまだ 清は眠り続けているの
 拗ねた ひと美に 恋するように
 そう清は きっと彩と弾でできている
 偏西風に きらきら かがやいてる

 過疎化の進む 人民公社では
 女子を戸籍に のせている
 それでも送還 されちゃうから
 冬には 町は 寂しくなるのと
 人身バイヤーの 嘘なんて
 信じはしないさ 死んだ瞳
 枯れ枝みたいに やせ細り
 春の日差しに 耐えれないだろ
 軍をあげるよ 溢れるくらい
 ほらね もう清は 目覚め始めてるだろ
 死なないうちに 他所にまわそか
 そう清は きっと彩と弾でできている
 春の予感ふるふら ふるえている

 ウソもホントも 思うがままさ
 なのにまだ 清は眠り続けているの
 拗ねたひと美に恋するように
 そう清は きっと彩と弾でできている
 偏西風に きらきら かがやいてる

【解説】
 黄砂の国(彩)
 その国の政治権力は銃身から生まれる(弾)

 そんな光景を無意味にひと美を登場させながら詠んだ歌であり、19歳教の狂気が伝わってくる逸品。


 で、そんな歌をナチュラルに思いつかせてくれる画像。
 これが熊本空港の傍だと誰が気付くのだろうか。
熊襲
 屋根に重なっているが右端の方に管制塔とアンテナ群が見える。熊本空港を出て最初の施設がこれだったときの衝撃をどう伝えれば良いのだろう。
 この写真だけからも国民国家の綻びが見えるではないか。やはり文明圏は文明圏であり蛮族は蛮族であろう。日本と言っても太平洋ベルト地帯がせいぜいであり、ここは土司の土地である。
 米国旗の意味は最後までわからなかったが、恐らく土着の蛮族にちょうど理解し易い文明レベルなのだろう。