五月祭への軌跡 | Study Hard

五月祭への軌跡

 戦史研とか放り出して坂本梓馬企画だけ行く、それで良いではないか。

 このブログを始めた理由の4割は会報用だったことを1年ほど忘れていた。ので、ここで連載して会報にまとめるんで良くないか。ウォーゲームか戦史か軍事データのことを。
 テーマ無しなら幾つかネタを持ってる。以下に述べてみる。

・軍事統計に見る大衆の無知と統計学者の非専門性
 使用する資料は、W.Feller"An Introduction to Probability Theory and Its Applications"と東京大学教養学部統計学教室「統計学入門」の2つ。
 大衆の無知とはV1が特定の場所に落ちると信じていたこと、統計学者の非専門性とはV1の落下地点がポアソン近似に従うことを見ながら「特定の箇所に集中していないから」という理由でV1の命中率の低さを指摘したこと。

 あ、安富先生の新刊出てたから買ったわ。

・小数の法則と軍隊の関係
 馬に蹴られて死んだ騎兵連隊のプロシア兵に関する歴史雑談。どちらかと言えば馬に蹴られる兵士の話を中心に。

・ウォーゲーマーのミッドウェイ
 元ネタはPeter P. Perla"The Art of Wargaming"。宇垣アンパイアを馬鹿にする奴は俺が許さんというお話、ではなく図式演習が何を目指しているのかという話。
 沈んだ赤城を生き返らせても良い、大破した加賀が完全戦力で一ヶ月後の作戦に参加しても良い、B-17の命中ダイスをすべて無効化しても良い。ただ一 点、図式演習が何を目指しているのかさえ理解していれば。それを宇垣アンパイアは理解していたし、源田実はとうとう理解できなかった。そんな源田好きには おすすめ出来ない一品。

・線形作戦立案法
 ウォーゲームに線形計画法の思考を応用できる範囲と限界について。線形計画法は戦略を語らず、あるいはfixすることについて。

・統帥の本道
 史上初めての(有人)巡航ミサイル飽和攻撃戦術、通称特攻作戦、に関する統計的評価。戦術上の問題と戦争自体の継続の可否の区別に注意を促しつつ。

 ま、ウォーゲームのことでも書くか。