陰謀一般 | Study Hard

陰謀一般

 思うところも無くはないのだが、「誠に立っていないから揺れる」と看破されたことに比べれば大概のことはどうでも良くなった。残念ながらすべては相手に助けられた形だ。

 それにしても思うのは、陰謀の影響力の低さだ。陰でコソコソやらなければいけないようなこと(注意しておくと守秘義務などのことではない)が社会に与え られる影響は酷く限られているようだ。隠すためのコストの高さもさることながら、隠すことによって広く社会の賛同(あるいは賛否)を得ることが出来ないの が致命的だ。
 陰謀が影響力を持つ範囲というのは、せいぜい既得権益の保護やいわゆる汚職程度のことではなかろうか。そうだとすれば陰謀は(本人たちが陰謀だと思って いるかどうかはともかく)世の中のどこにでもあるし、どれ一つ大したものではないということになりそうだ。加えて、陰謀は常に社会の一部であり、陰謀一般 を規制することは甚だ疑問だということにもなろうか(実際、内乱でも企てない限り罪には問われないが)。
 ちなみに陰謀という単語は、密かな企てという一般的な意味と複数で犯罪を計画する意味の両方の意味で使った。

 ともかく「隠してはいないが見せられない」という主張を飽きるほど聞いた。本人たちは守秘義務か何かのつもりのようだが、一歩引いてなぜ秘密にする必要 があるのかを考えればすぐに無意味だとわかるはずだ。なにもこちらは個人情報や企業秘密を要求しているのではない。連中ときたら、まるでなんでも内輪の秘 密にしたがる少女たちのようだ。
 世間の目や悪意に晒されるのが嫌だから隠す、という点に相手が立っている限りは例の要件に関してこちらの優勢は揺るがないだろう。

 してみれば誠に立つとは、自分が正しいと思うことをするという意味ですら無い。弁護士や裁判官が(確かにそういったものが存在するにもかかわらず)正義とは何かわからなくなったと嘆く気持ちもわかる。
 まあいいや、くれぐれも善悪や正義を争うことのないように自制しよう。あと、各自治団体に自分たちが大学という殻に守られた単なる犯罪者集団に過ぎないと自覚させようなどと啓蒙的なことも考えないようにしたい。