洗脳にかわる新しい単語を | Study Hard

洗脳にかわる新しい単語を

 作ると便利だなあ。つまり「頭を綺麗にして、アメリカン・デモクラシーを受け入れる」という概念があると大変便利だ。消費という概念が困難なので「費消」という単語を作ったように、脳洗とかどうだろう。

 いまBS1で日本人の司会が奇妙なことを言っていた。私は「体制が社会主義から自由主義に移行」という表現のあまりの奇妙さに衝撃を隠しきれなかった。「体制」が「社会主義」から「自由主義」に「移行」するってどういう意味だろうか、しかもそれが15年という短い期間で。意味がわからないの度を超して、何を言おうとしたのかすらわからない。
 あるいは「社会主義から自由主義へという段階的発展が短期において存在する」という立場ならまだ理解できなくはないのだが、そんな賢そうなことを言っていたとも思えないし。と言いつつもこの表現を現状で理解し得る立場は1つだけ存在する。それは「『体制=政治的プロセス』が『社会主義=東側的体制』から『自由主義=西側的体制』に『移行=西側との関係を重視』」という感覚においてのみ理解できる。ウクライナ東部はロシアとの結びつきが強いと聞いた15分後にこんなことが言えるのは凄い。

 しかしそう思いつつもやっぱり頭の中は石田さんのことで一杯になった。いつもそうだ。石田さんが好きだな、俺。
 石田さんは決して東側的ではない。彼をどう呼ぶかはともかく、彼は共産主義や社会主義と言われる何かと根本的に相容れないし、いわゆる民族主義でもないし(しかし反民族主義という民族主義の極端な一例と考えることは出来る)、ある種の平等観からすれば不平等と考えられていることを平然と主張する(自分とその眷属による収奪を認める)し、「逆差別」や"Affirmative Action"を主張することが多い。
 要するに、だ。彼はれっきとした日本人なのだ。それが何であるかはともかく「戦後民主主義」だの学園紛争だのを真に受けて育った立派な島国根性を持つ日本人に過ぎないということだ。つまり石田さんは言ってみれば、ちょっと古き良き日本を体現する一人に過ぎない。それが些か時代遅れになりつつあるに過ぎないのだ。

 所詮は「今時の日本人」が「古き良き日本人」と相容れないという話に過ぎないのであって、そこに東側と西側の対立軸を見出すのは下らない妄想だ、というが私のいつもの見解だ。そして日本は相も変わらず流入文明の国だということだ。アメリカでもソ連でもなんでも来いの国だということが石田さんから透けて見えるではないか。
 同様の見解はエロゲヒロインの分析からも可能だ、という主張を思いついた。ρやO氏などが研究してくれないかな。

 結論としては、お前らもっとミリタリーバランスを買えということだ。冷戦が終わってすっかり売れ行きが鈍っているので、いきなり5万円に値上がりしていた。
 しかしエロゲ10本分だと考えると、相変わらず安い。付属のB1ポスター"THE 2006 CHART OF CONFLICT"を眺めながら、数年前の「世界最大の兵力集中地帯」から今や「比較的平和な地域」に相対的に変化した極東地域を視線の端にとらえて今日もにやけるのであった。