Q「効果的なコード練習は?」

 

爆笑

コードを理解する為に有効な手段はやはりピアノです(悔しいですが・・・)

なぜならば、ピアノは自分が押さえている音(鍵盤)のとなりの音が見えているからです。

?の音が何か分かるでしょう?

 

それに対してギターは・・・

どうですか?(すぐに分かる人は能書きを飛ばしてね〜)

 

ピアノでメージャートライアドとマイナートライアドは音が1個しか動かないと言う事が超初心でも分かりますが、ギターでメージャーとマイナーを押さえる為には指を総動員して入れ替えなければいけないので内声の動きに注目して演奏するのは初心者の頃は困難です。

 

このエクササイズの目的は、自分が今押さえてるフレットの隣にどのような音があるか?これを把握すればあなたのコードヴォキャブラリーは格段に増えます。しかも欲しいサウンドが何か?耳的にも理論的にも分かってくるようになるので「耳コピ」や「作編曲」の手助けになるとおもいます。

 

ニヤリ

ギターで、コードのヴォキャブラリーを増やす為に効果的な練習法は「基本形(Basic)から変化形(Variation)へ・・・」という物です。簡単な例を示しますと次のようになります

 

Ex.1)基本形(Basic Shape)

これらのコードはドロップ2という種類のヴォイシングの基本形(テンションが無い形)になります。赤字はその音がコードにとってどういう位置にあるか(内声)を示した物です。

 

この基本形の内声を変化させる事によって変化形(Variation)を作る、ということですね。

 

Ex.2)変化形(Variation1)

Ex2は5度の音に変化を加えた物です。

→の部分は変化させた音です。どの弦を変化させるとコードトーンがどのように変化するかという事をアナライズしながらフォームのヴァリエーションを作りましょう。

 

 

 

 びっくり

この方法でいろんなヴァリエーションを作る事が出来ます。

 

 

Ex.3)

 

Ex.4)

 

 

Ex.5)

 

 

上記の全てのヴァリエーションがEx.1の基本形(Basic Shape)を元に作られています。音源がありますので、サウンドを確認して下さいね。

https://youtu.be/DAMUHMsMybQ

 

滝汗

ここから宿題です。

 

下記の譜例(基本形)を先ずインテンポ(♩=80)で弾けるようにしましょう。それから各ヴォイシングのヴァリエーションを工夫して作ってみてください。作った自分のヴァリエーションを譜面に書き、内声をアナライズを度数で書いてみてください。

(スマホでは譜面が小さくて見にくいかも?パソコンで作ってるからごめんね・・・)

 

Ex.6)Basic Drop2 (1.2.3.4 Strings)

 

 

Ex.7)Basic Drop2 (2.3.4.5 Strings)

 

 

 

Ex.8)Basic Drop2 (3.4.5.6 Strings)