この短い連載の中でまさか小学生から話が始まるとは思わなかったので
出だしで思わず、「え、そっから?」と突っ込んでしまいました(笑)。
長い年月をざっくり纏めて下さってるので物足りないところも確かにありますが
文字数を考えると仕方ないですよね。
それはさておき…
今回はやはり歌子先生へのメールでしょうか。
これはもう何というか、書いた方、受け取った方、どちらもその時の気持ちを考えると
ちょっと言葉にならないです。
今回、失踪についての話を読んでいて思い出したのですが
バンクーバー五輪後にこの時の選択を心理学的見地から検証する、みたいな番組がありましたよね。
その中で、大ちゃんが失踪したのは自然な事で、心の健康のために必要な事だった、
更に帰ってきた時の歌子先生の対応がベストだった、と解説されていて
すごーく納得できましたし、やはりすべてのことに意味があったんだなと
当時、少し救われたようなと言うと大げさですが、それに近い気持ちになりました。
そして歌子先生との絆、ご本人の、そしてチームの努力があって
今に繋がっているんだなと。
大ちゃんがスケートに出会ってくれて本当に良かった…。
私は応援させてもらえることへの感謝、もうそれだけです。
それだけでしあわせ、そう思います。