「子どもにいいことを お母さんが楽しみながら♪」
知立市 リトミック 知立にOpenしたni-coriにて単発 リトミック教室やっています!
知育リトミック教室 輪音(わおん)の 平野です。
『初めまして!』の方はぜひこちらを→自己紹介
先日の我が息子の『駐車場座り込み行動』の話。→この話です。
大切な続きがありました・・・。
『困った行動』に対して、観察してみてるとよいですよ、というお話をしたのですが、
今回は、是非、その(問題)行動をした後の様子も観察してみてください!!というお話です。
というのも、私、とっても久しぶりに『たこ足ダイアグラム』というものを書いてみまして・・・
応用行動分析では、観察したことをもとにして『たこ足ダイアグラム』というものを書いてみる方法があるのです。
下の写真が、今回書いたものです。
真ん中に「すわりこむ」という困っている行動を書きます。
左側には、どうしてその行動が引き起こされるのか(先行刺激)
右側には、その行動が引き起こした結果、何が起こったのか(後続刺激)
を予想も含めて書いていくのです。
息子の場合は先行刺激(左側)として
『寒いから』
『疲れたから』
『お姉ちゃんが先に行ってしまうから』
などからはじまり
『冷たい床が好き』
なんてものまで、とにかく何でも思いつくものをどんどん書いていきます。
後続刺激(右側)としては
『お母さんに抱っこしてもらえる』
『楽に移動ができる』
『お母さんを独り占めできる』
『抱っこしてもらってあったかくなる』
など書いていきます。
それを書いていて、「ハッ」としたことがありました。
それは
『座り込まずに歩けたとき』のことを考えたときに、
明らかに、「後続刺激」が足りていない!!!!!!
と思いました。
そう、息子が「一人で車から降りて家まで歩いたとき」
私は息子に何も声をかけてあげていなかった~
そう、後続刺激が何もない状態だったのです・・・・・。
玄関に入ったらすぐに『はい~手を洗って~!!!!!』と声をかけていた私。
そりゃ、歩かないよね・・・。
だって、歩いた先に何もいいことが待っていないのだから。
車から降りるとき、お母さんは『頑張って歩くよ~』とか『歩くとかっこいいよね』とか言ってみるけど、
実際歩いても、母さん何も反応しないんじゃ、そりゃ歩かないよね。
ということで、息子が歩いたときには、歩いている間や家についたときに
『一人で歩いたね!』
『歩いているとき、お兄さんになったみたいでかっこよかった!』
具体的な言葉をかけなくても
『ナイス―!がんばった!』など、声掛けをしたり、ハイタッチしたりするようにしました。
この、「適切な行動が起きているとき」に適切に強化刺激をすること、本当に忘れがちなんですよね。
明日は、これにまつわる、教員時代に先輩から教えていただいたお話ししたいなぁと思います。
子育てにも大いに役立つと思います