昨年、足に大けがをして、
車椅子や松葉杖の大変さを思い知り、
この世界を知らなかったと恥ずかしくなった。
いくら歳を取っても知らないことばかりだ…
そして、なんとか日常生活を送れるように
なったものの、どうも調子がおかしい。
けがを庇うのか、
それ以外の部位があちこち痛くなる。
そこを治そうと試し、
良くなるとまた別の箇所が痛む。
無理をすれば、
何処かにしわ寄せがいくと思い知った。
ひずみが生じるのは避けられない。
しかし、微調整しながら、その影響を
最小限に抑えることはできるだろう。
気がつけばもうハクモクレンの蕾が
ふくらんでいる。
巡る季節を感じながら、心身のひずみを
“あせらず、くじけず”整えていきたい。