プレイヤーは、ボールを適当にコントロールする以前に、まずどのように自分自身の身体をコントロールするか、その為の動作を習得しなければならない。ボディ・コントロールが自由に出来ると他の攻撃基本動作は、割合速く習得できるようになる。足で身体の重心を取ることは良いシュート・フォームができ、ボール・コントロールが出来る基本である。ボディ・バランスはすべての攻撃動作と密接な関係がある。


正しいボディーバランスとは、両足に同等の体重を配分する事である。膝を曲げて、身体の中心の仮想中心点をヒップの下に置き、両足は肩幅に広げ、両手は常に腰の線の上に出さなければならない。優れたプレイヤーになるには、ベイスを低くするのが大切な条件になり、素早い動作と突然の方向転換と速度の変化で身体のバランスをコントロールしながら、腕と手を正しく使えば、より良いボディ・バランスを取る為の方法になる。




HARADAS バスケットボール テクニックス より




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