子供の頃、私はイボができやすい体質に悩まされていた。

足の指や膝小僧、手指のあちこちに出現。

最もしぶとかったのが右掌にできたイボ、次が右中指の外側と爪の生え際にできたイボだった。

 

小学4年だか5年だかのある日、皮膚科でそのイボ達を取ることに。

まずは液体窒素療法で。これ、すっごく冷たいのでジンジンキリキリ痛い。

特に爪の際、拷問のようにメチャクチャ痛いけど、涙目になりながら我慢。

これで指にあった2つのイボ玉砕。

 

問題は掌のイボ。根が深く、何度か試みるも撃沈。

で、出てきた次の策は、まさに「焼く」。

子供だからよく分からなかったけど、あれ、何だったのかな。

バーナー?

麻酔なしで焼くんだけど、たんぱく質が焼ける独特の嫌な匂いがして、治療が終わってもずっと臭っていてしかも痛い。

それこそとんでもない恐怖と痛みだった記憶が残っています。

 

 

で、この一連の治療の際、先生からアドバイスが。

「治療中は大きく口を開けて!歯を食いしばったら身体に力が入っちゃうから。口を開ければ力が入らないから痛みも減るよ」みたいなことを仰り、「ハイっ、お口開けてぇ」と言われる度に大口を開けるワタクシおーっ!

 

とにかく涙目になりながら、ひたすら口を開ける、開ける、開ける、、、おーっ!おーっ!おーっ!

 

効果があったのか無かったのか、、、

ただ、40年近く経っても未だそれが記憶に刻み込まれておりまして。。。

 

この度の骨髄穿刺、私的には結構痛かったので、開けましたよ大口をおーっ!

鼻に皺を寄せ目をギュウと瞑り、歯を剥き出しにしながら大口を開ける中年オンナ。ヤバしwww

「もう一度いきますよ」って言われて、大口を開けてるの忘れて「あー」と返事する患者。怪しいwww

 

マスクしていて良かった😷

 

 

どうなんでしょうか、この方法。

これを採用されてる方、ほかにもいらっしゃるのでしょうか。

あれは子供騙しみたいなもんだったのでしょうか、それとも結構よく使われているのでしょうか。

もっと効果がある方法、あるような気もするんですがどうなのでしょう。

 

因みに掌のガンコなイボ、焼き切った数日後、根っこからぼろっと取れて綺麗に治りました。

イボ体質も十代までで、成人後はできなくなりました。

「子供の頃にイボができやすい体質、大人になったら変わると思うよ」という先生のお言葉は正解でありました。