2023年3月17日

 

1ヶ月なんてあっという間ですねの栄養外来受診。

 

体調に関しては緊張感ミニマムだと自覚のある今日この頃。

意識したことと言えば、なるべく青魚を食べることと、出来る範囲で(ここ問題)エレベーターは使わずに階段を使うことくらい。

 

で、前日に検査(尿だけかと思ったら血液検査もあった!そうですよね、疑ってごめんなさい稲穂先生)を受けたので、その結果発表から。

 

「えっとねぇ、腎臓がちょっと悪くなっちゃったねぇ」と相変わらず優しい口調で話し始める稲穂先生。

「そうなんですね。どれどれ」と検査結果を覗き込んで、思わず無言になるワタクシ。

あちゃー、メッチャ悪くなってんじゃんポーン

 

CRE      0.96 → 0.68 → 0.81 → 0.97

eGFR    49.1 → 71.5 → 58.7 → 48.2

UA          8.5 →   6.0 →   8.1 →  7.6

 

※2022/11/08 → 12/07 →2023/01/31 →03/16

 

体調絶不調だった去年の11月より悪いじゃん。人生最大に悪いじゃん滝汗

 

「尿酸値が高いのは、腎機能が良くないからでしょうねぇ」

「やっぱりビタミンも足りないよねぇ。お薬出したいところだけど、腎臓を考えるとねぇ」

 

「体重計に乗ってみましょうかね。あっ、裸足でね(笑)」裸足でね、でフフフと笑っておられる。

「ハイ!今日は裸足で来ました!」と気合十分優等生のワタクシ。

こうくるであろうことを予想し(当たり前)、ちゃんとタイツは脱いで、素足で臨みましたとも。

             

「前回より0.3キロ減っているけど、これはまあいいでしょう。一番悪かった時よりは増えたんですよね。でも身長からすると、もっと増やした方がいいんですよ」

と仰る。

「蓄えがないといざという時に病気と闘えない、例えば調子が悪くなって食べられなくなったり

した時、蓄えから消費していくわけだけど、それがないと筋肉を消費してしまう。それは身体に良くないのですよ。病気に抵抗する力も弱くなるんですよ」

丁寧な説明に頷くワタクシ。よく心得ております。

でも先生、増えた分、全部下腹と腰周りについちゃって、まるでムーミン体型なんですけど…

いやまぁムーミン大好きだからいいんですけど、でも良くないですアウアウ…

 

さらに体重計に乗った私の足の甲をご覧になって「あららら」と。

「ちょっとそこね、なんかこう、、、鳥さんの足みたいになってますね(笑)」

アハハハハとご自分で仰ってご自分で笑っておられる。

あまり注意して見たことなかったけど、確かに足の甲の骨達がわりとくっきり目立っとる。

「ニワトリの足とかってこんな感じですね。おばあさんの足ですね、まるで」と私もゲラゲラニヒヒ

糖尿病性神経障害があるとこういう風になることがあるそうだけど、私は今のところ血糖値は問題無し。なので「足の筋肉量が少ないのでしょう」とのこと。

「これ以上筋肉を減らさないように、適度な運動とたんぱく質摂取を心がけるように」だそうです。

「でも先生、このクレアチニン値ですけど・・・。たんぱく質制限は?運動制限は?」と不安で仕方ないワタクシ。

「尿たんぱくが出てるわけでもないから、まだそこまで必要ないです。リンもカリウムも問題無し。もう少し様子を見ましょう」

「運動?そんなガッツリやらないでしょう?(笑)(ありゃバレてる~!)テレビ見ながらストレッチするとかね、歩くとかね。歩けばいいですよ(笑)」

「テレビ見ながらやろうと思うんですけどね、続かないんですよねぇ先生(笑)」

「そんなもんですよねぇ(笑)」

笑いアリの和やかな雰囲気の診察。

よろしくない状態について話しているのに、いいなぁ、なんだか癒されるデレデレ

 

「腎機能低下のスピードが問題になるので経過を注意して見ていって、スピードが速いようなら専門科に連絡とりましょうね そうなると原因特定のために腎生検も必要になってくるでしょう」

とうとう腎生検というワードも出てきましたなぁ。

「このスピードでいったらあっという間に透析ですね。先生、今はまだ透析ちょっと困りますぅ」

「困りますよねぇ透析」と優しく返してくださる稲穂先生。

一日でも長く稲穂先生だけにお世話になりたいです。なれるよう頑張りたいです。。。

 

次回は2ヶ月後。

だったけど、「腎臓がジンゾウが」と不安がる私をみて「不安だし心配ですよねぇ」と、1ヶ月半後に早めてくださいました。嗚呼、先生ありがとうございます。神。

 

そして次回はシスタチンcも調べることになりました。

お願いしようと思っていた検査なので、先生から提案してくださって嬉しい。

「これって保険診療では3ヶ月に1回しか測定できないんですよね。筋肉量とか食事とかに左右されないんですよね。筋肉量が高いとクレアチニン値って高めにでちゃうんですよね」と知識を披露。

「よく知ってますね。勉強しましたか?」と褒められ、得意になるワタクシ。でも

「ってことは…筋肉量が少ないのにクレアチニンが高い私って…。シスタチンc調べたら… なんか、ねぇ。そういうことですよねぇ(笑)」と苦笑モード突入のワタクシ。

勝手に上がったり下がったりと、忙しいことこの上なし。

稲穂先生も「そういうことですよねぇ(笑)。困りますねぇ」。

二人して顔を見合わせ苦笑。

 

脂質異常について。

コレステロール値は全て正常範囲内だったけど、中性脂肪は上がっちゃってHがついちゃってる。

改善したわけではないけれど、先生からの指摘は特に無し。

こちらから伺ってみると「前日の食事内容が反映したりするので、そこまで気にしなくても

いいですよ。このまま引き続き気を付ければよろしいですよ」とのこと。

ここ1ヶ月間、そっちばっかり気になっていたけど、違った、本丸はそこではなかったのだよね滝汗

 

クレアチニンとeGFRに気を取られ過ぎて、栄養指導のこととかスコーンと頭から抜けてしまった。

それはまた次回以降の課題だな。

 

引き続き良質なたんぱく質はきちんと摂ること。体重は減らさないこと。出来れば増やす方向で。

そして水分不足には十分気を付けること。

「水分コントロールは自分で出来ることですからね、気を付けてね。重要です」と言われました。

はい、気をつけて過ごします。来月もよろしくお願いいたします。

来月もタイツはちゃんと脱いできますのでwww

 

診察後は仕事に戻り、平常心で仕事に励みましたが、退勤時あたりからズーンと落ち込みました。

初めて腎不全宣告を受けたときも落ち込んだけど、落ち込む内容?質?がちょっと違う。

一度値が良くなったので、高リスク群だろうと口では言いつつ、心のどこかで「しばらく大丈夫なのでは」と甘く見ていたところがあったこと。調子に乗って油断していたこと。

緊張感ミニマムだったこと。さらに、それらに気づいていながら見てみぬふりをしていたこと。

そういう自分に落ち込みます。あーあー自己嫌悪。

 

過ぎちゃったことは仕方ない。これから出来ることを考えよう。

でも、でも…と思ってしまうけど、そこはなるべく蓋をして。

すっかり落ちてしまったモチベーションをあげるべく、改めて腎臓関連本を読み直してみましょう。

もっとアンテナを伸ばして広げて、怠っていた情報収集にも精を出そう。

もっともっと危機感を持たなくちゃダメだぞ自分ムキー

 

などと言いながら、昨日の夕食は恐ろしいほどの塩分摂取量でした。やっちまったyoニヤニヤ

それでますます落ち込んだりしておりますが、食べちゃったものは仕方ない。

美味しく幸せな時間だったし。

なんとか気持ちを立て直して、今朝からはまた減塩を意識した生活にシフトさせてます。

今の状態をなるべく長時間キープできるよう、気持ちが切れない程度にボチボチやっていかなくちゃ。