キャンディーが具合悪くなってから、私が忙しくて落ち着いて傍にいられないときなどは、
Kちゃんはキャンディーを抱きしめて
「Kがキャンちゃんの面倒見ていてあげるから大丈夫よ、心配しないで・・」 と傍にいてくれたので
キャンディーも寂しくなく過ごせたと思います。(小さな子でも何か異変を感じ取っていたのでしょうね)
とても頼りになりました。
この夜 キャンディーのトイレが大変な事になりました。
いつものようにお姉ちゃんとの二人のコンビでのお世話でしたが、おしっこを済ませたキャンディーが立ち上がれ
なくなってしまいました。
あの綺麗な体が、あちこちびっしょりになってしまって・・・
直ぐに暖かいタオルで汚れを拭きましたが、キャンディーは立っている事さえ大変な様子でした。
早々に処置を終わらせ、お姉ちゃんは、キャンディーを抱き上げ布団まで運び寝かせてから、綺麗
になるまで何度も拭きなおしました。
キャンディーの体を拭き終わって片づけが終わると私は、すやすやと寝入っているキャンディーの顔を覗き込み
頭を撫でながら あまりに急激に悪化していくキャンディーに愕然とし 、「キャンディー・・・・」 と
あとは言葉にならず、溢れ出る涙を抑える事ができませんでした。