記事が少し前後してしまいましたが、キャンディーの介護生活が始まって数日が経過した(2月5日)頃は、まだトイレは一人で出来ていましたし、食事も少しでしたが取れていた時期でした。

イメージ 1
         日中はほとんど私の傍にいたキャンディー


私達は5年前にちぃが癌で闘病生活をしていたときの経験から、ご飯は二度と同じ味のものは食べない事を経験していました。
お姉ちゃんは、直ぐにキャンディー好みのお肉やレトルトを沢山買い揃えてきました。
キャンディーは、1度の食事で少量しか食べなくなっていたので、日に何度にも分けて、それも食べたそうなタイミングを計って直ぐ出せるように常にテーブルに用意しておきました。
健康だった頃は飲みたがらなかったポカリスエットも、水分の吸収が良くなるので、この頃になるとお水に混ぜて飲ませていました。
何しろ食べ物が口から入らないと急激に体力が落ちていくので、食べたがるものは何でも与えるようにしていました。
獣医さんからは、「食べたがるものは何でも与えていいです、そしてお薬はきちんと飲ませてください。キャンディーちゃんは非常に意思の強い子ですから、この子が望むこと、したがることは何でもさせてあげてください・・」と 介護の心得を教えてくれていました。
勿論信頼している先生からの指導ですから家族で実行していました。

キャンディーは、夜になると必ず2~3時頃に1度トイレに行きたがりました。
イメージ 6

キャンディーは夜中の排尿は量が多くてとても私一人では面倒が見られませんでした。
そこで寝室を普段の部屋からキャンディーのトイレまでもっとも近い部屋に移し、私とお姉ちゃんで介助に当たりました。

イメージ 3

昨年10月にトイレを改装 そのときに父さんが作ってくれたトイレ用シート  ↑

イメージ 4
     この頃にはほんの少し周りが高くなっていただけなのにこのシートは使えなくなってしまい、
段差のないように新聞紙の上にトイレシーツを置き使うようになりました。

お姉ちゃんとのコンビは、ちぃの時に数ヶ月の経験があり、とてもスムースでした。
キャンディーがおしっこをする瞬間にさっとお姉ちゃんが腰の辺りを支え、
終わると私が暖めておいたタオルで綺麗に拭き、
トイレの後始末をしているときには、もうお姉ちゃんがキャンディーを布団に誘導し、
優しくなでながら寝かしつけている・・とこんな感じの手馴れた介護でした。
数日後、お姉ちゃんからこんな提案がありました。

「おかぁさん、私達はキャンディーのお世話が出来て幸せだけど、お父さんや妹たちだってきっと、お世話がしたいと思うの・・・まだ時間があるんだから今度は皆にさせてあげようよ・・」と。
そう言われて見れば なるほど・・と頷けました。
(特に末娘は嫁いでいたので、ちいの時は息を引き取る時に間に合わなくて、もとても悲しい思いをさせてしまっていたのでした。)
イメージ 2         末娘に甘えているキャンディー

私はすぐに、この提案を「 あなた達の都合にいい日で担当を決めて・・・ 」 と次女に打ち明けました。
娘達はこの提案を喜んでくれ、「 お母さんとお姉ちゃんがお世話をしてくれるのがキャンディーには
一番楽だと思っていたから言い出せなかったのだけれど、私達でも良いの??」 
と喜んで、早速担当できる日を相談してくれました。

それから二日位すると今度は日中のオシッコも、キャンディーが少し考え込むようになりました。
なぜだろう・・・??と考えました、  
筋力が落ちてきていてトイレまでのフローリングの床が滑るらしいのです。
(予想以上の急激な老化のスピードに戸惑いました)
そこでこんな風にマット敷き対応すると、すんなり歩けるようになり又一つ壁を乗り越えたかのように感じました。

イメージ 5

にほんブログ村 ゴールデンレトリバー

ブログランキングに参加しています、こちらも ポチリ とお願いします。

にほんブログ村 老犬・高齢犬