キャンディーとお別れして一ヶ月が経ち、当時書く事ができなかった事を、やはり書き留めておきたいとこうして思い出し書いています。

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1月22日はむくみもすっかりひけて抗生剤も飲まなくて良いまで回復してきて28日にはすべてお薬も終了できました。
今後はサプリを使って健康を維持していこうと獣医さんと相談して飲み始めたのでした。
この頃は、キャンディーはまだまだ元気でした。

ところが、31日のお散歩は、普段となんとなく違っていました。

いつもなら、喜んでお散歩をするのに、この日は何だか元気がありませんでした。
いつのもコースを4分の一程歩いたときに、キャンディーは立ち止まって、悲しそうな眼で、
じ~~と私の顔を見上げました。

「かぁさん帰りたい・・・」と言っているようでした。
「キャンちゃん 帰りたいの?無理しなくてもいいんだよ! じゃ~ 帰ろうか??」
と言うと、静かに車の方に歩いていました、きっと今日は気分が優れないのね??
「お家に帰ろうね・・・」 と 早々に引き上げてきたのです。
その日は家に帰るとキャンディーは、長い時間布団で寝ていました。
きっと 体が苦労だったのでしょう・・・
大事を取って翌日から暫くはお散歩もやめる事にしました。

翌 1日の診察時に先生はこの皮膚の色が・・・と乳腺のしこり部分の皮膚が変化してきている事を
心配していました。

そして先月4日の診察 前回のかぁさんの早とちりもあってこの日の診察は私の精神状態を
心配してか?娘達が病院には連れて行ってくれました。

この日キャンディーは、炎症性乳がんと診断されました。

その夜は、妙に中々口を開かない娘(次女)に 「キャンディーの結果はどうだったの??」
と私から切り出しました。 
やっとのことで症状を話し始めた娘の眼には、ぽろぽろと大粒の涙が頬を滴り落ちていました。

「悪いの?? 」 との問いに、返事は静かにそして力のないものでした。

「炎症性乳がんは広がりが早くて・・・」 との言葉に 私は中々この状態が理解できていませんでした。

良性腫瘍でも突然悪性に変化する事があると以前から聞いていましたので、心配はしていました。
あぁ~~とうとうその時が・・・・との思いで胸がつまりました。
今思えば、こんな診断を聞かされたら帰りの車の運転がどうにかなってしまわないかと娘達は心配してくれていたんですね。

さらに翌夜にはもっとショックな事を聞かされました。娘に、大切な話があるからと切り出されたのが
10時半頃でした。 
「キャンディー の事?」 と私から話し始めると黙ってうなずき 
「炎症性乳がんだけならば余命6ヶ月、 肺に転移してしまったなら 3ヶ月・・・・と聞かされました。

「ゴメン・・・どうしても昨日は話せなかったの・・・・・」と大粒の涙で後は声になりませんでした。
娘が私にこのことを話すのに どんなに勇気が必要だったかは十分すぎる位わかっていました。

私は、まだ6ヶ月はあるのね?一緒にいられるのね??と聞き、
「大丈夫よ キャンディーとはまだ十分時間があるんだから、後悔しないようにみんなで力を合わせて キャンディーのために尽くしてあげようよ・・・」 と話しましたが、実はその言葉は自分に言い聞かせていたのです。
その晩はまんじりとも出来ない夜を過ごしたのです。

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          病院に行った日はいつもこんな風に疲れて眠っていたっけ・・・

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