エクストラ・シャンティガフ | ワンだふるday

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まったり日常など。

こんばんは。

ようやく待ちわびた週末です。
食パン使い果たして明日の朝どうしよう。

ヨーグルト更新したので、グラノーラと
レタス炒めつきの目玉焼きでいきますか。

さて、嬉しい週末に

お酒を解禁します。
帰りに買ってきた地ビールを
シャンティガフに。
いや、普通はジンジャーエール割りですが
こちらはエールの部分をビールに任せた
ジンジャーシロップ直注ぎの濃いやつ。

エクストラ・シャンティガフと命名。

チーズちょっぴりと一緒に。
…しみわたります

ビールを余しても仕方がないので
グラスをチェンジして、現在飲みながら
緩やかな酔いを楽しんでいます。

飲もうと思えば結構いける方ですが
相手は厳選したいので

翌日お休みのときに、こうやって
地ビール1本程度のアルコールを
ゆっくり進めていくのが最近は良いです。


ジンジャーシロップを作ったきっかけは

舞妓さんちのまかないさん

これを試し読みして、すっかり好きになり
キヨちゃんが作っていたのを
自分でもやりたくなったからです。

最初は、特殊な環境のお話なので
まかないさんとはいえ、
かなりハイスペックなご飯を想像して
敬遠気味だったのですが、杞憂でした。

もうひとつ

主人公の少女と同じく、亡き祖母が

キヨさんだったのです。

そして、祖父が事故で長らく入院しており
私が知るキヨさんは、工事現場の
まかないさんで収入を得ていました。

祖母宅に、昼になると現場の兄さんらが
ご飯を食べにやってくるのです。

キヨちゃんと同じく、キヨさんも中卒で
決して豊かではない、
それこそ母の幼少時は、はっきり貧しい
そんな家庭だったそうですが

キヨさんのご飯は、どれもおいしかった。
地に足ついた家庭ご飯。
特別な材料も、凝った食材も調味料も
なーんにもない、なのに美味しいご飯。

特に炊き込み御飯に至っては
母も一生敵わないと言っているぐらい
もちろん私なんて逆立ちしても無理な
「ばあちゃんの必殺技」的な存在です。
そんなキヨさんを、懐かしく思い出せる
まかないさんのキヨちゃんに感謝です。

まかないさんと同時に和裁を請け負い
幼少時には、キヨさんの浴衣を着て
花火やお祭りを楽しんだものです。

時に厳しくもあり、温かくもあり

例えるなら、紫陽花のような人でした。
凛として何色のときも、雨の中でも
変わらず静かに咲き誇る、そんな人でした。

庭にあった紫陽花は祖母亡き後、
家を取り壊す前にお願いして、
実家の庭に移してもらいました。
今も元気に咲いてくれていますが
少女の頃は紫陽花の一玉が
自分の頭ほどもあると感じていたのに
今見れば、至って普通の紫陽花です。

今宵はキヨさんを懐かしみながら
美味しいお酒を楽しみます。

本日も、お付き合い頂きまして
ありがとうごさいました。