親戚のK太さんが病気で亡くなりました。葬儀はごく身内の家族葬で済まされ、故人の遺志で、私達には1ヶ月後に、ホテルでのフェアエル・パーティーへの招待状が届きました。招待状には、黒の喪服はご遠慮くださいと書いてありました。華やかな和服を着たご婦人も居たし、本当に黒の喪服を着た人は一人もいませんでした。私は紺のワン・ピースにしました。
故人の友人のギタリスト、第22回東京国際ギターコンクール第一位の小川和隆さんのギター演奏が30分ありました。故人は彼のギター演奏をこよなく愛し、故人が亡くなる直前も枕元で彼に演奏してもらい、臨終のベッドの中で、それを涙を流しながら聴いている故人の映像が会場のおおきな画面に上映されました。小川さんは、偶然にも、たまたま座った私の隣の席で、終始たくさんお話させていただきました。
故人の息子さんが作った亡き故人のスライド・ショーの上映。笑いあり、涙ありの力作でした。たくさんの家族での写真、K太さんは幸せだったんだと思いました。亡くなってからこの日まで、お宅では家族で毎日上映会だったそうです。
故人の愛娘さんの、バイオリン演奏。
この日は、 自分をつまみにして、みんなにおいしい物を食べてもらってくれという、故人の、すべておごりでした。こんな事でもなければ、こんなホテルに来る事もなかっただろう素晴らしいホテルです。

フル・コースがふるまわれました。「まるで、結婚式みたいでしょ?」と奥さんが笑っておっしゃってみえました。お葬式でたくさんお金を使うかわりに、お世話になった方々に、最後に素敵な時間を贈りたい、とした、故人の常識にとらわれない遺志をすごいと思い、そしてそれを、故人の最後のわがままとして受け入れ、遺志に忠実に、その会を賢明に作りあげた家族の、愛にあふれた素晴らしい会でした。故人は64歳でした。
ネットで拾ったこの会の紹介です。
「医療ジャーナリストのK太氏を偲ぶ会です。氏は京都大学経済学部卒。毎日新聞大阪本社社会部記者、株式会社日本医療企画を経てフリーになられました。
先生は、39歳でパーキンソン病、胃がんの手術は2回、大きな交通事故にも遭い3リットルの出血、出血性脳梗塞を患いそのリハビリのため永生病院にご入院されました。入院中は、先生の奥様が職員にケーキを持ってきてくれるなど大変気を遣っていただきました。
先生が患ったパーキンソン病は、ヤールの分類では最重症度である5度(ベッドまたは車椅子の生活で、ほとんど寝たきり。全面的介助を要する)にあたりました。元気がないときは要介護度5、しかし元気あるときは要介護度4となり、外へパチンコに出かけることもされていました。スイッチのon・offがはっきりされていました。回復もされていましたが、療養中に肺炎にかかり治療の甲斐なく、1月22日午前1時54分に家族に看取られお亡くなりました。
主な著書には「僕の神経細胞―パーキンソン病歴20年の元毎日新聞記者の手記」(三和書籍)や「病院沈没」(宝島社文庫)、「異議あり!脳死・臓器移植」、「病院で殺されないための本」「イラストでわかるゼッタイ安心!の老人ホームを選ぶ本」があります。
医療や介護の問題を厳しくかつユーモアたっぷりに多くに著書に残されています。洞察力も鋭く、時代の先取りが非常に卓越した能力をお持ちの方でした。お仕事関係の方や厚生労働省の方々もいらしていました。」
明日は、ストレガでライブです。お時間ある方はぜひお越しください。
3月14日(木)ストレガ Tel.0520752-0277
脇田万貴子(Vo.)青木弦六(G.)ハリー加藤(Per.)
名古屋市千種区池下1-3-1 パックスビル2F
Open 18:00 Start 20:00 Charge1300yen
http://www.geocities./barstrega/
4月1日(月)ピアチェーレ Tel.052-908-2381
脇田万貴子(Vo.)青木弦六(G.)野本謙之(B.)夏目純(Ds.)
名古屋市名東区牧の原3-1002
Open 19:00 Start 20:00 Charge 1500yen
http://www.piacere-live.com/