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12月29日午前0時10分よりNHKで「~忌野清志郎が書いた500枚の絵画~ぼくはロックで大人になった」と「忌野清志郎ゴッホを見に行く」が2時間半あまりにわたって放送されました。

何年か前、愛知県三河の山奥の湯谷温泉に行った時、お昼ご飯を食べに小さなお蕎麦屋に入りました。そしたらお店のおばちゃんが、唐突に「あんたいまわのきよしろうって知っとる?」と私にききました。「知ってますよ。大ファンです。」と答えたら、「そーかねー。へー。たった今まで今あんたがすわっとるその席でお蕎麦食べとったんだよ。」とにこにこ笑って言うのです。
「え~っ?!!!」「ほんとにすれ違いだよ。たった今だよ。」と事もなげにおっしゃいました。
私は、かなり興奮してしみじみと思い深く、さっきまで清志郎さんが座っていたというお座布団や、机に触れなおしたものです。「ここの温泉が気に入ってて、よく来るんだよ。いい人だよ。ちょっと前にもゆっくり来てらしたけど、また来てたよ。病気も治ったって言ってたよ。」清志郎さんは仕事をキャンセルして、治療に専念していた時期でした。山の中の本当にひなびた温泉で、お昼間なんか、通りは人っ子一人歩いてないようなところでしたが、手つかずの自然はあふれている所でした。すごくへんぴな所でしたが、人目にもつかないし、自然があふれてるし、きっと清志郎さんにとっては、よかったのでしょう。

初めてNHKから流れてきたRCサクセションの映像を見た時の衝撃は今でもはっきり覚えています。
その時のまわりの情景も覚えています。

今回TVで見た実物の「僕の好きな先生」は、本当にほんわかした素敵な先生で、納得させられました。

「歌う人」として、本当に尊敬していましたし、彼の存在そのものを愛してました。
もっともっと見ていたかったです。ほんとにカッコよかったです。残念です。

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12月25日(土) シーズナルラボの雰囲気
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