【2007.02.03】「あいつの声」実話の力を発揮するのか | 私の一番星☆

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ドン君がいつも笑顔でいてくれたなら ただそれだけで幸せですね・・・

おはようございます

 

映画「あいつの声」は誘拐犯人検挙のためのキャンペーンだとも言われていましたね…

 

「あいつの声」実話の力を発揮するのか
 入力2007.02.03 

公訴時効が満了した誘拐犯を捕まえるための公開逮捕キャンペーン

            


「あいつを捕まえられるだろうか」

ソル·ギョングとキム·ナムジュ主演の映画「あいつの声」が公開され、犯人である「あいつ」を捕まえることができるのか、関心が集まっている。監督が最初からこの映画の前に懸賞手配劇という言葉まで付けて「あいつ」をどれだけ捕まえたがっているかが分かるためだ。

映画は1991年、イ・ヒョンホ君誘拐殺害事件を基にした実話劇だ。公訴時効が満了したうえに未だ犯人が捕まっておらず「懸賞手配劇」という点を前面に掲げた。

韓国映画初の試みであるため、前代未聞の場面も登場した。映画のエンディングシーンに、静止画で犯人のモンタージュが登場し、録音された脅迫電話の通話内容も盛り込まれた。

新鮮で鳥肌が立つ不気味な画面構成が作られる。「とにかくですね」「子供はドッキングしてあげます」など、犯人が脅迫する時によく使った言葉遣いと特徴についても詳しく説明した。これは、まさに国民に対して犯人検挙のためのキャンペーンであると言っても過言ではない。

映画はスリラーを連想させるジャンル的構成を排除し、子供を失った親の切ない心情や心理描写に基づいたドキュメンタリードラマとして繰り広げられる。映画公開のニュースと共に、イ·ヒョンホ君事件をはじめ誘拐犯のような凶悪犯罪に対して公訴時効を廃止しようという主張も提起されており、関心を集めている。

「死んでもいい」でデビューしたパク·ジンピョ監督はこの映画を通じて「犯人が捕まった時が映画の終わりだ」と話しており、未解決事件に対する社会的関心を喚起させている。

映画は当時の公権力の無気力さについても嘲笑している。映画の冒頭では、犯罪との戦争を宣言し「信じてください」と叫ぶノ·テウ元大統領の演説場面を見せながら、信頼できなかった公権力を嘲弄する。犯人を捕まえることができた決定的な機会を何度も逃してしまった警察の無能さも欠かさず描写した。

果たして「あいつの声」が公権力に代わって「あいつ」を捕まえることができるか注目されている。

一方、ソル·ギョング、キム·ナムジュの訴える力の濃い演技とともに、誘拐犯に変身したカン·ドンウォンの姿を見守るのも映画のポイントだ。

パク・ジヨン jyp@kado.net

 

 

 

 

 

 

ドン君が犯人の声を演じたことが未解決事件への関心を高める一助となりましたね…