10月26日に投稿ました記事

‘’拝啓兄 幸末永く そして異人の兄よさよなら‘’ の続編です




愛情とは何かについて


このうつし世で私が経験したこと

私が感じていることを書きたいと想います




靈能として審神者をしつつ

正確に靈界の流れを見ながら筆を執りました


四年前のこと…









本編です…




愛情は勿論

あるに越したことはありません


当たり前です




然し、


余りに狭い了見に於いての愛情の場合

返って困ったことになってしまうようです



我が家の近所に住まわれていた

或る老女の生き様を例に


私が知り得たことを

ノンフィクションで述べてみたいと

想います



悪しからず…





彼女は自分の夫

自分の子どもたち

そして自分の孫たち


ついでに自分の生家の身内たち



これら 

血統的身近な人々に対しては

とても親切であり


自分の価値基準の中で

大切にしていたようです




世間の荒波や

他家に負けないようにと


応援もし 励ます一方




そんな老女…


自らの身内に対しての

余りの愛情の強さゆえか


或いは


身内の利に目が行き届き

固執し過ぎてしまうからなのか


それがもたらす反動も

相まってか



身内以外の人々に対する愛情が

著しく欠落しておりました





ややもすれば…


自分の身内や身近な者が

相対的にであれ良くなる為には


他人などどうなろうが

一向に構わない



そう言う歪んだ思い込みにさえ

陥ってしまうのでした





靈的でデリケートなことがら

ですから


まさか とか

考え過ぎだろう とか

思われる方もいらっしゃるでしょう


然し 悲しいかな 事実です




争いごとや戦争は

大なり小なり


地域的であれ

地球規模であれ

宇宙規模であれ 必ず…


ミクロ的愛情の裏返しとして

起こるものだからです





近年亡くなられた 

その女人の半生を


ごく近所で見て来た私は


ましてや

靈能者として診て来た私は



その悲劇とも

ましてや喜劇とも取れる


何とも遣る瀬無い実話を目の前にして


愛情の在り方の大切さを

改めて

肝に命じなければならないと感じます










老女は幼少の頃より


良きにつけ悪しきにつけ

負けん気が強く


然も その裏返しからのよう


自分の感情を抑えることが出来ない

持病をお持ちでした



所謂 ヒステリーです




自らの意に沿わない

物事や現象 人への執着を

自制することが出来なかったのです





少女期に入った彼女は

その気性 益々激しくし


やがて自身の実母からさえも

疎まれ 恐れられ 警戒されるようになって

しまいます




何故なら…


彼女は幼少の頃より既に


魑魅魍魎と低次元に於いて戯れる術を

心得ておりましたから


ことある度に

魑魅魍魎を使い

高津鳥を飛ばしていたわけです




人として

あってはならないことだと…


そして必ずや


自分でしたことは

全て自分自身で責任を取らなけばならない

宇宙の法則があるわけ なのですが…





必然に近所でも

様々な現象や弊害があり


困り果てている人々が




私が審神者をしてみますと


どうやら これは生来の

生まれ持って来たものであり


どのタイミングで

どこに生まれたとしても


彼女は このような人生を生きている

とのこと




このテーマをクリアしない限り

一歩を踏み出すこと叶わないとのこと



全ては 己が心根次第…





そして 

それが何を意味するのかと言えば


自分の意に沿わない人々の幸せを

幸福な気持ちを


自分の価値観で

ことごとく阻害して来たと言うこと

なのです




これは 良くありませんね





彼女(老女)が嫁いだ先は

代々続く農家で


ましてや

長男夫婦が跡継ぎを放棄し

家を出て行った後と言う


比較的 楽な立場での輿入れ

でありました




所謂 その農家の二男に嫁いだ

と言うことです










やがて彼女には

男の子が授かりますが


そのことで更に


彼女の歪んだ愛情は

激しさを増して行くのです




家を出た長男夫婦には


本来なら代々続く農家の家督(跡継ぎ)

となる筈だった男の子がおりました




彼女 は元来


魑魅魍魎を使い呪術(当たり前に自己流)

をする習性を持っていたが為




農家の跡取りとしての

己が息子の立場を盤石なものとすべく



もっとも これは

彼女が勝手に思い込んでいた

馬鹿げた不安だったわけですが


外孫となった長男夫婦の男の子を

あらんことか 呪ってしまいます





結果 長男夫婦の その男の子は

まる4歳7ヶ月の日に


当時としては珍しい

国道での交通事故により


この世を去ってしまいます




女性(老女)は やっと

自分の息子が


名実ともに農家の跡取りとなったと

大いに溜飲を下げるわけです




然し 話は

それで終わるはずもありません




時が流れ…


老女となった彼女


跡取りの我が息子も嫁をもらい

男の子を授かりました



老女の孫です





続けさせていただきます




老女の孫である男の子は

今回生まれるにあたり


訳があり急ぎ転生をした魂でした




何故なら…


まる4歳7ヶ月で亡くなった

別世(地球次元で言う前世)のとき…


悪しき大きな不可抗力により

短命の選択をせざるを得ず


或る女性との約束を

果たせなかったからでした










そうです…



4歳7ヶ月で他界をすると言う選択肢

以外に


この男の子には

本来なら

別の選択肢もあったと言うことです




男の子がそのまま生きたときに

配偶者となるはずだった女性にも


当たり前に諸事情があり



必然 彼女にも

当初の予定である

このタイミングで生まれなければならない

理由が


様々に あったと言うことです




然し…


結ばれるはずの男の子が

亡くなってしまった 今



当初の予定から

可能な限りときを後にずらし


生まれる場所と親も

再度見直し 母親の承認を得た上で


急ぎ転生をするだろう男の子を

待ちました




歳の差は母子ほどであれ

初めからの約束を果たせたわけです




男の子は

両親が共働きゆえ


あの老女が育ててくれたわけです





希望に満ち生まれる

尊いひとつの命…



自分の物差しと言う

勝手な馬鹿げた感情を以て



或るときは殺め


そして

或るときには大切に

育てたり…




皮肉なものです




同じ魂の かけがえのない命

をです





愛情と言うもの


ミクロ的な価値観では決して

成り立たないです



誰しもの生きることを

互いに大切にしたいものです





マクロ的に大らかに寛容に

皆んなで共に生きる


宇宙と言う大いなる生命体の中

誰しもが それぞれ


宇宙のパーツですからね…




誰もが、大切なのですね






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          神道家 伝道師ひふみ 八城寿典