今日は毛玉のお話をしたいと思います。
この写真↓
一見モジャモジャの毛かな~って思いますが、全身毛玉の状態です。
毛のもつれを通り越し、皮膚にびったりくっついてるトリミング用語ではフェルト状の毛玉といいます。
皮膚にびったりくっついてるので、毛玉じゃなくて皮膚だと思う方もいらっしゃるぐらいです。
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フェルト状の毛玉になってしまうと、ほどくことはできません。
じゃ、バリカンで切って!と気軽におっしゃる方もいらっしゃいますが、皮膚にびったりくっついてる状態なので、まるで手術をするように、慎重に、慎重にバリカンをいれないと皮膚を傷つけてしまいます。
首のところにバリカンを入れたところです。
毛がもつれているので、切れた毛も床に落ちなくてつながっているのがわかりますか?
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体半分刈ったところです。
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後方
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刈り終わった毛です。
まるでワンピースのような毛皮状態になっています。 
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なぜ、こんな毛玉になってしまうのか?
一つ大きな落とし穴があります。
それは、たいていのこの状態の子は臭いがない。臭くないのです!
そして汚れていない。きれいな状態であるってこと。
ほとんどの子に共通しているのが、自宅シャンプーです!!!
この飼い主さんは、とってもワンコをかわいがっていて、いつもきれいな状態を保つために一生懸命自宅でワンちゃんを洗っていました。
でも結果、毛玉が張り付いてしまうほどになってしまい、皮膚呼吸ができなくなり、シャンプーのすすぎ残しの原因になり、半乾き。毛玉のしたではムレムレのジメジメ状態。


じゃ、どうしたら良いのか?それはやはりブラッシング!
洗う前のブラッシングがとても重要になります。
まず毛のもつれのない状態にしてから洗うようにしましょう。
濡らしたらドライヤーできちんと乾かす!!っていうのが本来ですが、お家ではなかなか難しい場合もあると思います。
もし、ドライヤーがうまくできなくて自然乾燥になってしまったとしても洗う前にきちんとクシが通る状態におけばそんなにそんなに絡まることはないでしょう。
なので、無理やり完璧な状態にしなくていいです。クシが通ればいいです!
もし、ブラッシングがお家で難しいようなら、洗わないことが鉄則になります。
今、あなたのとなりにいるワンちゃんの毛の状態はどうですか?

うちのワンコは毛が伸びないから大丈夫!!って思った方~~~!!!!!
こちらの写真をどうぞ。
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柴犬です。毛が伸びないワンちゃんもブラッシングがもちろん必要です!
こんなに死毛と呼ばれる抜け毛があります!
これをしっかり除去してから洗わないと死毛どおしがくっつき、皮膚トラブルの原因になります。


ではでは、こちらがさっきのわんこちゃん!
さっぱり、スッキリしました上げ上げ ピース!
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つけてきた首輪もスカスカ~ワン子と散歩する人
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ではでは、お顔拝見
お目目がクリッとしててとってもキュートなんですよハート②
よくがんばったね~!
もう体のカユカユとはバイバイしたよ!ばいばい
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いつもブラッシングしてるのに、なぜかトリミングショップに行ったら、毛玉があると言われる!
毛玉料金を払ってる!っていうかたも多いんではないでしょうか?
ワンちゃんの種類や大きさによってブラッシングの道具も違います。
ブラッシングの仕方がわからない。どんな道具を使っていいのかわからない。
そんなときはいつでも聞きに来てください!
正しいお手入れで飼い主さんもわんこもHappyになりましょ~!

ご来店ありがとうございましたaya ぺこり
わんわんびれっじのブログ