ちょっと考えてみました。何をって?いろいろですよ。
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「ちょっと考えてみました 何をって? いろいろですよ」  (FC2ブログ)

よろしければ、お立ち寄りください。

W杯予選 日本×オーストラリア

グループA最大の強敵相手に勝ち点1は確保したというところでしょうか。

試合結果を以下の5つに分類 すると「勝てなかった」に相当するのでしょうか。

 「勝ち」 「負けなかった」 「互角の引き分け」 「勝てなかった」 「負け」

ただ、やはりオーストラリアは他の国とはレベルが違うように思えました。個人的に特に怖かったのはインターセプトを狙う相手の14番の迫力でしょうか。取られれば即失点に繋がるようなエリアでちょっとでもパスが甘いと猛然と突っ込んできました。試合全体は支配していたのですが、ああいうインターセプトから失点して敗北というのはよくあるパターンなので、最悪の結果もありえた試合でした。

視聴率としては平均22.9%、瞬間最高33.4%ということで、これもまずまずでしょうか。過去の予選の数字(下表)と比べると、化け物のような数字を残したドイツW杯にくらべると見劣りしますが、序盤戦としてはこんなものでしょう。(バーレーン、カタールのアウェイ戦は深夜3時と1時)

4年前のドイツW杯予選は以下の要因が数字を引き上げたのではないかと考えます。

 ・8年ぶりのW杯予選
 ・ジーコ監督+黄金の中盤(中田、小野、中村、稲本)
 ・北朝鮮と同組み

特に北朝鮮と同組みが決まった時点でメディアの煽りが凄かった。ファンもアウェー戦のあと無事に帰れるのか?とか話題になっていて、これが番宣の役割をはたしていたのでしょう。

97年のW杯予選は終盤にかけてもつれて、最後のプレイオフのイラン戦では50%近い数字を叩きだしています。あの予選は一旦は絶望の淵まで追い込まれてからの劇的な復活劇が視聴率を尻上がりに押し上げる結果となりました。私は、カザフ・ウズベクの中央アジアのアウェー2連戦以外は全て現地観戦だったのですが、本当に胸が締め付けられる思いでした。

今回の予選も、このまま恙無く出場権を獲得して欲しいと思う反面、あの歓喜と絶望をジェットコースターのように行き来する感情の起伏を味わいたいような複雑な思いですw(グループBも楽しそうだなと考えたりw)

次はホームでのバーレーン戦、相手との勝ち点差は4。ホームでの格下相手との試合は必ずしても日本は得意ではないので、カギを握る一戦になりそうな気がします。ここで勝ち点を落とすようだと、監督解任に繋がった97年の中央アジアアウェイ戦の悪夢が頭をよぎることになりそうです。


【フランス大会 アジア地区最終予選】
97/09/07(日) 16.0% 19:00- CX*「日本×ウズベキスタン」
97/09/19(金) 19.1% 22:35- CX*「アラブ首長国連邦×日本」
97/09/28(日) 26.0% 14:00- TBS「日本×韓国」
97/10/04(土) 21.1% 18:00- NTV「カザフスタン×日本」
97/10/11(土) 22.6% 21:00- TBS「ウズベキスタン×日本」
97/10/26(日) 30.1% 19:03- NTV「日本×アラブ首長国連邦」
97/11/01(土) 24.7% 14:55- CX*「韓国×日本」
97/11/08(土) 37.2% 19:00- CX*「日本×カザフスタン」
97/11/16(日) 47.9% 21:50- CX*「日本×イラン」

【ドイツW杯アジア地区最終予選】
05/02/09(水) 47.2% 19:17- EX*「日本×北朝鮮」
05/03/25(金) 37.9% 22:22- EX*「イラン×日本」
05/03/30(水) 40.5% 19:17- EX*「日本×バーレーン」
05/06/03(金) 23.8% 25:22- EX*「バーレーン×日本」
05/06/08(水) 43.4% 19:22- EX*「北朝鮮×日本」
05/08/17(水) 26.0% 19:17- EX*「日本×イラン」

【南アフリカW杯アジア地区最終予選】
08/09/06(土) *8.5% 27:17- EX*「バーレーン×日本」
08/10/15(水) 16.3% 19:18- EX*「日本×ウズベキスタン」
08/11/20(木) 10.0% 25:10- EX*「カタール×日本」
09/02/11(水) 22.9% 19:20- EX*「日本×オーストラリア」

代表戦 テレ朝中継権独占の弊害

W杯予選の大一番オーストラリア戦を控えている割にはメディアの扱いは意外に小さい。

監督の地味さもあるが、その大きな要因として、テレ朝の一社独占放送があるように思う。

代表戦が盛上がりを欠くのも、テレ朝が独占したため、他局が煽りづらくなったのがあるだろう。現状では、代表を扱てっもテレ朝の番宣をするようなもので、他局を利する結果としかならない。

その結果、大事な一戦を控えているにも関わらず、スポーツニュースはプロ野球のキャンプ情報、誰々が地鶏焼きに挑戦した、等の情報で埋め尽くされることになる。

以前は、協会が電通経由で契約して、放送できる局に適材適所で割り振ってたため、各局とも日本代表の直前情報を積極的につたえてきた。

事情が一変したのは、2001年にテレ朝が従来の慣行を破ってだまし討ち的に、協会と電通の頭越しでAFC主催試合の放映権を独占的に契約してからだ。

それで、当のテレ朝が代表戦を積極的にプロモートしているかといえば、そうも言えないところが歯痒い。看板番組である報道ステーションでも、前日にようやくアリバイ的な特集を組んだのみで、この日の放送を見なかった人は明日予選が行われることすら知らないのではないかと心配になるほどだ。その特集も他の番組の使いまわしのVTRが主体で、古館キャスターの引きつった作り笑いが独自のテイストを付け加えている程度だ。

ただ、代表戦は放送するだけまだましかもしれない。一緒に放映権を獲得したACLに至っては、ほとんど放送しない上に、スポーツコーナーでの扱いも申し訳程度だ。CWCを放映する日テレから放映権を譲ってくれるよう打診があったとも聞くが、飼い殺しの状態が依然続いている。

日本サッカー協会もこういった状況に問題意識をもち、改善のための努力をするべきではないだろうか?

放映権の飼い殺しも、チケット買い占めと同じように迷惑防止条例で禁止して欲しいものだ。



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