7月14日ライブ言い訳編 | わんわん物語

わんわん物語

~異界から目薬~

というわけで言い訳編です。

 

ライブは自分的には大成功だけども、それまでには本来の準備の他にトラブルがどどーんと重なりまして、余裕を持ったスケジュールにしたのに限界を超えることになりました。

 

重たい話もあるし、本来は書くべきではないかもしれないんだけど、書いてライブまでの苦労話としてまとめておかないとまだトラブルが続きそうな気がするのでね、書いてトラブルはこれで終わり!としておきたいと思います。

 

先に書いておくけども、こんなに大変だったんだぞーってことを言いたいんじゃなくて、これだけトラブルが続くのもレアな話だから残しておこうっていう意図です。

いくらわんさんでもこんな短期間にこんなにトラブルありません。

 

年1,2回くらいです。

 

と、ここまで書いたところで既に次のトラブルが見え隠れしてきたので早く書かねば!

 

余裕を持ったスケジュールと言いつつも、5月の連休明けにレコーディングした勢いのノリでPVも撮ろうということになったのでライブの準備とPVの準備が同時進行になってバタバタしていた6月、最初の事件が起こります。

 

なお、ライブの準備、初編成でのライブだからそれはそれは大変で。

まずは何準備すればいいかまとめるところからだし。

 

・曲を決めて中村さんとベティーに資料を渡す

・資料を渡すために振り付けがわかりやすい動画を準備

・リハ日程を組んでいつまでにどのくらい覚えてもらえばいいか指示

・ダンサーの衣装の準備

・告知用画像の作成

・自分の歌の練習 などなど

 

PVの方も

・脚本、絵コンテ作成

・小道具準備、買うものと作るもの

・ロケ地セッティング

・当日のタイムテーブル作成 などなど

 

脚本のイメージ作るところから撮影まで1ヶ月ってなかなかのハードスケジュールなんだけども、撮影の1週間前には準備の目処がついて(準備はまだ終わってない)、当日は車でメンバー乗せて移動するから洗車しとこうかなと思って2週間ぶりくらいに駐車場に行ったらば、

 

 

当て逃げされとった!

 

ドライブレコーダー調べたり警察呼んだりで1日消化してもうたわ。

結局ドライブレコーダーに映ってなくて、取説読んで衝撃感知の設定を調整したり修理の手配したりで余計な手間が増えていく。。。

 

傷修理ってすごく待つのね。

修理の大手の大きい車屋が不祥事でいなくなってるからだと思うけども、なんとか7月頭に手配できました。

もう直ってます。

 

で、PV撮影は6月22日に無事に終わって、7月からはメンバー全員集合でのリハになるからその前に配信ライブしようってことで6月27日に配信ライブやったんだけども、見てくれた皆様は途中で楽器のケーブル抜けてたの見てたと思うのですが、あれ、絶対に抜けないケーブルなのですよ。

 

差すとカチッとロックがかかるやつで、ボタンを押しながらじゃないと抜けないの。

もちろんカチッとなるまで差さないと音は出ないわけで。

 

実は配信ライブのスタジオに出かける前、母から叔父と連絡が取れないから家まで行って様子を見てきて欲しいって言われていたのです。

 

一人暮らしで病気で退職して年金もらえるまで退職金で暮らしていたんだけど、スマホは電源入ってなくて家の電話も出ない、と。

 

だけどもこれから配信ライブって時に言われても困るので「次の休みの時に行くよ」と言っておいたんだけども、まあ、抜けないはずのケーブルが抜けたら「明日行こう」ってなるよね。

 

死後2週間でした。

 

そこからが超絶のバタバタで。

 

うちは父方の親戚はいなくて母方の親戚が青森に大量にいるんだけども、亡くなった叔父だけが唯一東京に住んでるから対応は全部うちでやらねばならなくて、親戚が多すぎて連絡来まくるし警察や叔父の家の不動産屋からの連絡もあって母のスマホが鳴り止まないっていう。

 

死後2週間だと本人確認も大変で、DNA鑑定になって本人確認できるまでは叔父の家に入ったり葬儀したりもできず数ヶ月かかるって言われてたのが急に数日で指紋取れて確認できたからいつでもOKとかなったり、家入れるなら清掃業者入れる前に大事な書類とか財布や高価なものは取りに行こうって家まで行ってどえらい臭いになってみたり。

 

すごく悲しいは悲しいんだけども、大変なのと臭いのとで悲しいのぶっ飛びますわ。

 

その状態で、7月頭、当て逃げされた車を修理に出すっていう。

 

いやもう、叔父はオヤジギャグばかり言って人を笑わすのが好きな人だったのでネタにしてブログに書くのも供養だと思って書いてますが、親戚の間では寒いギャグだったのが職場では大好評だったらしく、葬儀には退職して何年も経っていたのにたくさんの元同僚の方々が来てくれました。

 

そんなことになると思ってなかったから家族葬で集まれる親戚だけの葬儀にしてたんだけども、叔父は医療関係の仕事してて、亡くなった時に見てくれた監察医が知ってる人だったってところから元職場に伝わったので賑やかな葬儀になりました。

 

そこまで偉いポジションだったわけではないんだけど、今偉くなってる人が若い時によくお世話になったそうで、医大の教授からたくさん花が届いて、こちらは偉い順番がわからないから花の並べ順どうしようってあたふたする羽目になったのでした。

 

そんなこともあって葬儀の当日はちゃんと悲しんで青森から集まった親戚と宴会してたのがゾンビロリータのゲネプロリハの前日7月6日。

 

なんだけど、その2日前、今日からシンキャスメンバー全員集合リハって日に、余裕持ってスタジオ行けるように早めに作業終わらそうと思って焦って仕事してたらば、20キロくらいの物を置く時に、降ろす直前の10センチくらいの高さのところでツルっと滑って指の上に落としてしまって、挟まった指の腹がべろんとめくれてもうた。

 

近くにいた人に「メルヘンが止まらねー」とか一通りネタをやりながら流血した指を見せてから写真撮って、メンバーに「病院行くから遅れる」って写真を送りつけときました。

葬儀に集まった親戚にも見せときました。

 

その写真、グロいもん見る覚悟のある方はURLクリックしてみてね。

https://zombielolita.com/chimidoro.jpg

 

なお、痛くないので安心してください。

 

ただ、痛くなくても楽器弾くと血が止まらなくなるのでしばらく中指を使わずに弾いてました。

 

……誰も突っ込んでくれないから自分で言うけど、瞬時に指使い変えて弾くって凄くね?

しかもベースボーカルしながらだから手元見ずによ。

わんさん天才だからできることよ。

 

しかしながら、ゲネプロでゾンビロリータの方のフレーズを中指使わずに弾いてたら人差し指と薬指がとても痛くなってしまったので、病院でギブス作ってもらってギブスの上から弾くようにしたのでした。

 

それも凄くね?

包帯ぐるぐる巻きの指で普通に弾いてるって結構絵面がアホっぽかったよ。

 

現在傷は塞がってかさぶたも取れたけど、傷のところが水ぶくれになって逆に痛くなってるのでまだギブスです。

※追記 8月4日の柏のライブでギブス割れました。

 

で、ゾンロリゲネプロも終わったライブ1週間前からさっぱり間に合ってないシンキャスのライブ準備を夜な夜なやって、7月11日シンキャスゲネプロに気合で準備を間に合わせ、ライブ2日前の12日の深夜、時間で言えば7月13日のAM3時、ライブに向けての意気込みのブログを書いてるところでゾンビロリータメンバーの訃報が届いたのでした。

 

こちらはライブ後にゾンビロリータのオフィシャルから発表したのでご存知の方もいるかと思いますが、新メンバーの蘭呪が亡くなりまして、こちらに届いた第一報は蘭呪の友人からSNSでメンバーに伝えられたものでした。

 

もう意気込みブログ書ける状態じゃなく、深夜だったので起きてるメンバーで対応したけども本格的な対応は明けてから、ライブ前日に検討することになりました。

 

ここで、めちゃめちゃ熱い対応策ができます。

蘭呪は新メンバーでライブ初出演だけどもリハには春頃から参加していて、ライブをすごく楽しみにしていました。

7月7日のゲネプロの時も楽しく練習して、リハ後はスタジオのロビーでわいわいだべって、ライブ楽しみーって言って帰ってったのに。

 

だから、そのまま出演させる、と。

 

ライブの演出や脚本はそのままで、新メンバーとして紹介し、蘭呪がメインでやる曲は、出だしのセリフはリハで撮った動画から音声を抜き出したものを流して曲が始まったら全員でアタック。

 

ゾンビロリータにしかできないやり方で出演してもらいました。

 

訃報の発表はライブ後にして、葬儀の後になってしまうけど団長がイラストを描いて、今後もイラストで参加していくっていう声明と一緒に出したのでした。

 

ともあれ、ライブ前日、初ボーカルやるにあたってここまでいろいろあったから体調整えたり軽くスタジオで歌調整したり精神統一したりしたかったのに、わんさんのメンタル。。。

 

とどめの、夕方に出演バンドがコロナで1バンドキャンセルでタイムテーブル変更っていう連絡があって、当日のシンキャスの入時間とかメイクの段取りとか組み直しっていうのもありました。

 

長々書きましたが、ライブの前にこれだけのトラブルがあったのですよ。

 

だからライブ前は本来のライブの準備とは別にいろいろドキドキしていたんだけども、よく考えたらライブで不安があるのは自分の歌だけだし、シンデレラキャッスルは多少ボーカルがヘマしたってばっちり楽しいライブができる曲とステージングがあるのでね、今まで積み重ねてきた部分には絶対の自信があるから当日はなんとか自分を取り戻すことができました。

 

さらに、先日のブログでも書いたけどみんなが楽しんでくれたからかなり救われました。

 

もろもろのことが無ければちょっと物販用意したり、もっと告知用にSNSでいっぱいアピールしたりキャスしたりしたかったから、やろうと思ってたことができなかったのは悔いがあるけども、やれる限りの全力は尽くしました。

 

もうこれ以上のトラブルは無いと信じて、次回に向けてまたがんばろうと思います。

だから皆様、応援よろしくお願いします!

 

ちなみに、これ書いてる途中で足の小指の爪が剥がれました。

 

 

なんやねん!

 

これも別に痛くないからいいけど!