仕事を探す訳でもなく学校へ行く訳でもなく毎日原付に乗ってプラプラしていた



ある日、後輩のSに会った

S『ワンタンさん、久しぶりっす、何処行くんすか?』
ワ『高校も辞めて毎日バイク乗ってるだけやで』
S『じゃあ友達紹介するんで遊びに来て下さいよ、いつも駅前のゲーセン居てるんで』
ワ『解った夕方行くわ』



夕方、ゲーセンの前にいった


S『ワンタンさん来てくれたんすね』
ワ『うん』
S『じゃあ友達紹介しますね』


10人位のグループで1人が同い年後は全員年下だった

同い年の男みたいな女Nがリーダー格の存在だった

N『Sから話は聞いてるで中学ヤンチャやってんてなぁ、まぁ気使わんといつでも遊びにおいでや、みんな良い奴ばっかやから』
ワ『ありがとう』
N『まぁ中で遊ぼうや』


Nはゲーセンの店員を呼んでメダルを箱一杯持ってきた

N『夜まで時間あるしこれで遊ぼ』



夜9時位までメダルゲームで遊んだ


N『そろそろ良い時間やし、ちょっと行ってくるわ、みんな二百円ずつなぁ、ワンタンは今日はええわぁ、初めてやから』
といって皆からお金を徴収し電話をかけながら何処かへ行った


N『オロC二本用意しといて』